女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営する不動産会社スマートデイズ(東京)は9日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、受理されたと発表しました。民間調査会社の東京商工リサーチによると、負債総額は60億3523万円。
 入居率の低迷などで昨秋ごろから経営不安が広がり、今年1月にはシェアハウスのオーナーへの家賃払いを停止していました。
 スマートデイズは、投資用にシェアハウス物件を販売し、一括して借り上げ、家賃収入の一定額をオーナーに保証して支払っていました。オーナーは銀行から融資を受け、市場価格に比べ数割割高で物件を購入させられているケースが多くありました。家賃の支払いが停止されたことで、融資返済が困難となり、オーナーの一部は民事訴訟に踏み切っています。
 約700人に上るオーナーの多くがスルガ銀行(静岡県沼津市)から融資を受けていました。日本共産党の宮本徹議員は衆院財務金融委員会(3月30日)で、銀行預金の残高が多くなるよう通帳のコピーが改ざんされ、スルガ銀行の担当者が通帳の原本を確認しないまま融資が実行された実態を指摘。金融庁に対して、同行への立ち入り検査や行政指導を求めていました。

以上2018年4月10日付赤旗日刊紙より抜粋