第1回「東京オリンピック総点検野党合同チーム」ヒアリング 五輪「バブル方式」に穴 野党が批判

 東京五輪の新型コロナウイルス対策をめぐって、野党合同チームは6日、国会内でヒアリングを行いました。野党議員は、来日した五輪選手・関係者と外部との接触を避ける「バブル方式」:について質問。政府担当者は「(五輪関係者らの)厳格な行動管理を実施する」とはいうものの、具体的な運用方法についてはあいまいな説明に終始しました。
 野党議員は、来日した五輪選手らの空港での行動制限について、乗り継ぎのための待機方法などを具体的にあげてただしました。しかし、政府担当者は答えられず、「確認する」などと述べました。また、野党議員は入国後、五輪選手らの行動範囲を宿泊施設や競技会場等に限定しながら、コンビニや個室レストランに行くことを認めている点についても追及。政府担当者は「個別事案ごとに対応していく」としか答えませんでした。
 野党議員からは「バルブはすでに穴が開いている」「安心・安全は担保されていない」などの批判があがりました。

以上2021年7月7日付赤旗日刊紙より抜粋