政権交代へ 市民のスピーチ  東村山市の比良恵子さん

 市民の1票は、社会をマトモな方向へ変える

東村山市民連合がリレートーク

 東京・東村山市民連合(野党共闘を求める東村山市民の会)のみなさんが主催して、東村山駅前と久米川駅前でリレートークがおこなわれました(9月5日)。もちろん私、宮本徹も参加しました。市民のみなさん、市議や前市議がマイクを握って、「市民と野党の共同で政治を変えよう」と訴えました。「そうだ 選挙に行こう!」の歌と踊りも披露されました。順次、スピーチを紹介します。最初は、立憲民主党支持の東村山市民、比良恵子さんです。

【東村山市民 比良恵子さんのスピーチ】

 東村山市民です。藤田まさみ市議からお声かけいただき、今の思いを話させていただきます。よろしくお願いします。

選挙に行っていますか?

 みなさん、選挙にいかれていますか? 「いれたい人がいないから」「どの政党がやってもたいして変わらない」「自分は今の生活のままがいい」とよくいわれてしまいます。でも今、特に新型コロナ対策、今のままでいいですか? 地域事情はあれ、恐ろしい自宅放置などおきないような対策、行政単位ではできているところもあります。やる気と人材です。残念ながら東村山市も東京都も安心できる状況ではないですよね。


人任せでなく、行動しましょう

 何が違うか? 「科学的なエビデンスに基づいた対策」を必死に訴えている議員等はどこにもいます。でも、それを取り上げて、実行しようとするリーダーがいるかいないかで、市民が死ぬか生きるかに差ができているのです。ここまで命がかかるもっと前に、政治が命や暮らしに結びつくとわかれば良かったけど、わかったからには、市民も人任せでなく、行動しましょう。自分の力では何も変わらなく、ないです。選挙に行きましょう。意見や困りごとを議員に話しましょう。保健所が減らされて、業務が回らないのは、本来は政府が解決すべきことですが、いまは、市民がボランティアでできることを手伝ってもいいんじゃないでしょうか? でも、そのシステムをつくるには行政の英断やリーダーシップが必要です。

 変革時や、適切な対応をなしとげる組織には、「抜本的に今おかしいことを変えようとする人」を「思い切って登用して、リーダーにつなげる人」が存在します。大河ドラマ「青天を衝け」でいえば、「渋沢栄一」を「徳川慶喜」につないだ「平岡円四郎」…堤真一さん、カッコよかったですよね~。

今の自公政権でいいですか? 

 みなさん、今の自公政権でいいですか?
 子どもの頃、親や学校の先生に言われませんでしたか? 「嘘つくな、誤魔化してもわかる」「変な言葉使うな」「ちゃんと謝れ」
 今はもうちょっと違う言い方かもしれないけど、基本変わんないですよね。
 その真逆を、大のオトナが、日本のトップが、恥ずかしげもなく繰り返すのを許したままではいけません。

 市民の命を犠牲にしたwith CORONAも、若者が未来に希望を持てない格差社会も、ヘイトスピーチをする方を警官が守るのも、入管で外国人が人間扱いされないで殺されるのも、難民を受け入れないのも、沖縄だけ民意が無視されるのも、いつまでも選択的夫婦別姓が認められないのも、私はもうイヤです! いいかげんにして欲しい!

党派を超えて共闘している議員さんを

 政権交代したら? 魔法のようには変わらないかもしれません。ただ、自公政権では、いくら首相の顔を変えても、根本は変わらないことは間違いありません。
 それなら、こうして派閥じゃなく党派まで超えて共闘している議員さんに託しませんか? 野党議員の言っていることは、私たち市民の思いに近くないですか?
 私たち市民の1票は、社会をマトモな方向へ変えることができます。
選挙に行きましょう!