衆院リレーレポートより 『政権交代への思いを大きなうねりに』

 党をつくって99年、初めて政権交代に挑む、胸躍る総選挙です。3日、「宮本徹といっしょに政権交代をめざすキックオフトーク」が久米川駅前(東村山市)で行われました。立憲民主、共産、社民、れいわののぼりやポスターがずらりと並びました。地元でも、政権交代をめざす共同の輪がまた一歩広がりました。
 当日は私は司会となり、飛び入りも含め、20人の市民や地方議員の皆さんが政権交代への思いを訴えました。
 重度知的障害の子どもをもつお母さんは、「放課後ディサービスの利用は23万人いますが、特別支援学校を卒業すると、作業所が終わった後の午後3時以降、発達を支援する国の制度がありません。保護者がこれまでのように働けなくなる点でも深刻。国の制度をつくってほしい」と切実な思いを語りました。「午後3時問題」や「18歳の壁」という人もいます。障害者の青年期の余暇活動の支援と保護者の就労保障は、私がはじめて国会で取り上げ、繰り返し迫っている課題です。
 一人ひとりの人生の中で、政権を変えなければならない様々な理由があります。一人ひとりのその思いがつながり、広がっていくことが政治を動かす大きなうねりになります。キックオフトークの司会をしながら、私自身、政権交代へ挑む思いがさらに深くなりました。
 この6年間の野党共闘の深化の中で、政権交代すれば実現できることも大きく増えました。50本をこえる法案も共同で提出しています。政権交代の希望と日本共産党の役割を語り広げがんばります。政権交代と日本共産党の躍進へ、あなたの力をお貸しください。

以上2021年10月10日付「東京民報」より