東京・有楽町イトシア前 ウイメンズアクション 連帯スピーチ

 改憲に反対するウイメンズアクションが11日夜、東京・有楽町駅前で行われ、「声をあげたら政治は変わります」との参加者の訴えに、通行人が耳を傾けたり、憲法改悪を許さない全国署名に応じました。
 「声をあげている人がいるんだと思って聞いていました」と言う都内在住の女子大学生(20)は「憲法に緊急事態条項が創設されると日本が戦争国家になってしまうと母から聞きました。周りの人にも関心を持ってほしい」と語り、署名しました。
 主催した総がかり行動実行委員会の人たちがリレートーク。菱山南帆子さんは、葉梨康弘法相を辞任に追い込んだのは国民の声だと強調。来年の統一地方選で市民に寄り添った議員を各地で誕生させ、改憲・大軍拡に突き進む政治を変えようと訴えました。
 全労連女性部の舟橋初恵部長は「働く女性は子育ても介護も大変です。“女性の活躍”と言いながら、働けない人を増やし女性の足を引っ張る政治はおかしい」と指摘。新日本婦人の会の米山淳子会長は「学校給食費無償化は軍事費の10分の1以下でできます。統一協会と癒着し、ジェンダー平等を拒む政治から私たちの願いが届く政治に変えよう」と呼びかけました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員は、岸田政権の物価高に対する政府の経済対策では全く不十分だと批判。「フランスでは最低賃金が今年3回引き上げられました。日本も物価上層に見合う賃上げが必要です」と強調しました。

以上2022年11月13日付赤旗日刊紙より抜粋