史上最悪の介護保険改定を許さない! 国会内集会

 11月18日(金)「史上最悪の介護保険改定を許さない!国会内集会」が行われました。
日本共産党、立憲民主党、社会民主党の国会議員が参加。
 集会に参加した宮本徹議員は「防衛費予算ではなく、介護への国庫負担増こそ。という事でがんばりましょう」と、連帯あいさつ。

(集会のオンライン参加者に発言者の顔が見えるようにするため、集会のセッティングの関係で、着席してあいさつしています。)

以下2022年11月19日付赤旗日刊紙より抜粋

 政府が年内とりまとめを狙う介護保険制度の改定案に危機感を燃やす介護関係者らが18日、国会内で集会を開き、「史上最悪の改定を許さない」と声を上げました。会場で約200人が参加し、オンライン中継を約1000人が視聴。主催は「史上最悪の介護保険改定を許さない!会」です。
 参加者は、政府が狙う利用者負担の原則2割化や要介護1、2の訪問介護・通所介護の保険給付外し、ケアプラン有料化などに強く反対・抗議する声明を確認。声明を読み上げた「高齢社会をよくする女性の会」の樋口恵子さんは「介護保険制度を持続発展させ、次世代につなぐのが私たち高齢者の責務だ」と語りました。
 介護の労働者や事業者、介護家族、研究者、医師ら幅広い関係者が発言。「認知症の人と家族の会」の花俣ふみ代さんが、同会の署名に約6万4千人分の賛同が寄せられていると報告し、さらなる運動を呼びかけました。
 NPO法人「暮らしネット・えん」の小島美里さんは「介護分野できら星のごとく輝く方々が一堂に会した。ひどい事態に結束せざるを得なくなっている」と指摘。ウィメンズアクションネットワークの上野千鶴子さんは、集会とその後の記者会見で「これまで小出しだった負担増がここまで、断崖絶壁まできている」「最後まで頑張って押し戻そう」と力を込めました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員が連帯あいさつ。各党の国会議員が出席しました。