厚労省座り込み激励 東京・霞ヶ関の厚生労働省前で、高齢者の座り込み行動が16日、始まりました。来年度の予算編成に向けて、消費税増税の中止や社会保障制度の拡充などを求めます。主催は日本高齢者運動連絡会(日本高連)と東京都老後保障推進協会(都老協)。18日正午まで、泊まり込みでの行動です。
最高齢の86歳、坂本光治(みつじ)さんがハンドマイクを握り、道行く人に訴えました。「今年も、残念ながら座り込みをやらざるを得なくなりました。今の政治は弱いものをいじめているようです。わたしたち高齢者も、若いときはみなさんと同じように職場のなかで、社会のなかで頑張ってきました。」都労協の城田尚彦会長(80)は、高齢者がさまざまな経過のなかで窮地にたたされていることを説明。高齢者への負担が、年々強まっていくことに対し「無力ではなく、力をつくして座り込みをおこなう」と訴えました。
日本高連の藤谷恵三事務局長は「『高齢者ばかりが優遇されている』などと、若者と対立させるような構図が描かれていることは重大な問題だ」と指摘します。
毛布に身を包んだ参加者らは、甘酒を飲むなどして暖をとり、「師走の/風より/冷たい/厚労行政」と筆で書かれた紙を持っていました。
日本共産党の国会議員10人が激励にかけつけました。小池晃参院議員は「高齢者の生活が本当に心配ならば、増税や社会保障の改悪をやめるべきだ」と訴えました。
トランペット奏者の松平晃さんが「ケ・サラ」などを演奏して励ましました。
日本共産党の国会議員は小池氏のほか、田村智子参院議員と池内さおり、大平喜信、清水忠史、高橋千鶴子、畑野君枝、堀内照文、本村伸子、宮本徹の各衆院議員です。

以上2015年12月17日付赤旗日刊紙より抜粋(「しんぶん赤旗」写真提供)