米戦闘機F22 横田基地飛来問題で聞き取り

F22問題聞き取り 1月28日(木)、横田基地に米ステルス戦闘機F22などが事前通告もなく飛来してきた問題で、防衛省から説明をうけました。
 1月20日から25日にかけて、F22が14機、F16が6機飛来しました。防衛省は、20日に目視でF22の飛来を確認してから米に照会して、F22とF16の合計26機程度が米本国から飛来して、一時的に立ち寄るということを聞いたと説明しました。
 横田基地については、周辺住民が爆音訴訟で何度も騒音被害の解決を訴えてきました。入学式や卒業式などのときは飛ばないでくれと言っても米軍はおかまいなく飛行訓練を繰り返してきました。今回、輸送基地である横田基地に轟音を響かせる戦闘機が多く飛来するというのも異例の事態です。日本政府の同意なく、自由勝手に日本国内の米軍基地を使い、周辺住民に騒音と危険の苦しみをあたえているのはとんでもないことです。

 防衛省は、目視で確認してから、米側に聞いたと言いますが、航空機は「フライトプラン」を事前に管制に出さなければならず、自衛隊の管制が、事前に把握しているはずです。少なくとも、自衛隊の管制が把握した時点で、米側に照会すれば、事前に日本政府として地元自治体や住民に知らせるなど、さまざまな対応がとれるはずです。

 聞き取りには、山添拓参院東京選挙区予定候補、田村智子参院議員と吉良よし子参院議員の両秘書、党都議団・地方議員団と地域住民も同席しました。