P1010911  現在、『東京圏における今後の鉄道のあり方に関する交通政策審議会』の小委員会で、今後の15年間の東京圏の鉄道路線の整備についての検討が行われています。
前回の2000年の運輸政策審議会答申では、多摩都市モノレールについて、現在鉄道が一つも走っていない武蔵村山市などを予定路線とする、上北台駅~JR八高線箱根ヶ崎駅方面への延伸路線が、目標年次である2015年までに「整備着手することが適当である路線(A2)」とされています。また、多摩センター駅から町田駅方面と多摩センター駅から八王子駅方面への延伸路線は「今後整備について検討すべき路線(B)」と位置付けられています。
3月28日(月)宮本徹議員は、交通政策審議会での審議状況と多摩都市モノレールの延伸について、尾崎都議と延伸計画の沿線の市議とともに、国交省から聞き取りを行いました。
答申の発表は、2015年度中がメドとされていましたが、年度をまたぐことになる見通しですが、できるだけ早期に発表したいとのことでした。前回の答申では、路線について、A1、A2、Bなど整備の優先度を区分けしていましたが、こんどの答申では、そのような区分けをおこなわないことを含めて検討中で、その場合、路線ごとに課題が示される方向だとのことでした。B/Cなどについては自治体が算出していますが、前提条件がいろいろあるので、国として独自に算出しており、今後、公表されるとのことです。
東京都は多摩モノレールの延伸、JRの羽田空港へのアクセス線、都営大江戸線の延伸など5路線を優先整備としてあげています。

以下2016年4月6日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋

 多摩都市モノレール(東京都東大和市上北台駅~多摩市多摩センター駅間)の延伸について、日本共産党の宮本徹衆院議員、尾崎あや子都議、武蔵村山と町田の両市議団はこのほど、国土交通省から検討状況を聞き、課題をただしました。
 東京圏の都市鉄道整備は、2014年から同省交通政策審議会の小委員会で検討がすすめられ、都は昨年、同モノレールの箱根ヶ崎(瑞穂町)方面と町田市方面への延伸など5路線を「優先的に検討すべき」とする見解を示しました。
 宮本氏らは、審議会での検討状況や答申時期、関係地域の交通網の整備状況についての認識、都の見解に対する評価などに関して質問。尾崎都議や武蔵村山市議団は、同市内に鉄軌道がなく住民生活に不便が生じていることについて、町田市議団は、リニア新幹線との関係や新線整備の際の事業負担に関して見解をただしました。
 国交省の担当者は、小委員会で取りまとめに向けた議論が行われており、当初は年度内をめどにしたが難しい見通しと説明。都心方面だけでなく多摩地域相互間の移動をどう考えるかについて、「それぞれの地域の中でどう成長をはかるかは課題」とのべました。