1月27日宮本議員の国会質問、テレビ・ラジオ中継を『見た』『聞いた』。反応次々と

1月27日に行われた予算委員会(NHK同時中継)の宮本徹議員の質疑に対する反応が、続々と届いています。その一部を紹介します。

●奈良(男性):一部抜粋要約
連日のご奮闘ご苦労様です。昨日、宮本さんの国会質問をテレビで拝見しました。とても一年生議員とは思えない堂々たるもので、感動しました。質問の最後が天気予報で放送されなかったのは残念でした。奨学金の問題は、これからも取り上げていただきたいと思います。もう60年近く前のことになりますが、私も家庭の事情で大学進学出来なかったひとりです。高校の先生は進学を勧めましたが就職し、2年後に夜間大学に入り、働きながら4年間通学し、卒業しました。夜間大学を卒業したからといって、会社は「大学卒業」として認めてくれた訳ではありませんが、その時の勉強があって「六法全書」を開くことにも抵抗がありません。当時は高校どころか中学卒業で就職した人も多く、高校へ行けただけでも良しとすべきだったと思っています。過日も投書に、高校生に対して『防衛大学から勧誘が来ている』というのがありました。防衛大学の学生に対して、これだけの優遇をするというのは、政府も学生がそれだけのお金が必要と認めているということではないでしょうか。私の残り人生も少なくなってきましたが、再び戦争する日本になることを何としても阻止したいものだと思っております。まだまだ寒さは厳しいと思いますが、お身体に気をつけられて、一層ご活躍されることを願っています。

●京都(女性):一部抜粋要約
共産党の教育分野での値打ちは、寺前(小選挙区京都3区選出の元共産党衆院議員)さんの国連の自由権を採択させるために切り開いた歴史がある。このたたかいの値打ちが、共産党の教育分野の論戦につながっている。国連という広い視野にたった人権としての教育論との立場で、奨学金問題でも取り組んでもらいたい。

●神奈川(男性):一部抜粋要約
宮本議員と赤嶺議員に拍手
国会質問を聞いていて、立法府のレベルに疑問を感じた。まず最高権力者の議長の運営が変だ。首相に質問しているのに、見当外れな大臣などに発言を許すことが常態化していること。しかも、その答弁が質問から逸れているのに指摘しない上に、他党派の質問への答弁と同じ内容で時間つぶしをしている状態を追認していることである。これは二重に質問者の時間を奪っていることになる。大臣が答弁できない範囲の問題にまで答弁させている。こうしたことに対して宮本議員が答弁は不要だと静止したおは当然で、議長が出来ないことを積極的にコントロールして議場を正常な状態にしていたことには拍手を送りたい。
白を黒と言いくるめる立場からは自然な流れかもしれないが、本来国会論戦は、質問に対して堂々と答弁して意見を嚙み合わせることだと思う。

●東京(女性):2017年2月15日付赤旗日刊紙読者欄より抜粋
安倍首相は施政方針演説で、「どんな家庭に育っても、誰もが希望すれば、大学に進学できる環境を整えなければならない」と述べた。1月27日の衆院予算委員会で、共産党の宮本徹議員の質問においてそれが大言壮語(自作自演)であることが、よく分かった。宮本議員の質問は、安倍政権の「給付型」奨学金の裏側を明らかにした。給付型奨学金の対象は狭き門。それは、住民税非課税世帯であること。とっさに、高校生がいる我が家が非課税か給与明細を確認した。
定数が2万人で、各高校の推薦が必要。推薦枠には人数制限があり、候補が多数いれば、漏れる生徒が発生し、“誰もが大学に進学できる“に反する。国立大学授業料減免者は対象外とは、笑止千万である。大学院の奨学金などを削って給付型奨学金の財源をつくりだそうとしている。これから大学受験に挑もうとする子どもがいる全世帯に見ていただきたい国会中継だった。これを見たら現政権には大いに失望するはずだ。

●茨城(女性):2017年2月9日付赤旗日刊紙読者欄より抜粋
核兵器禁止条約の締結交渉を開始する国連決議に反対の票を投じる。自衛隊の任務の拡大。憲法改悪。まだまだ安倍さんの考えることは一つ一つ信じられないことばかりが続いていますが、先日の国会中継で納得しました。安倍さんは全く国民のための代表者では無いのだと。ラジオ中継された1月27日の衆院予算委員会です。日本共産党の宮本徹議員が「市民のみなさんから『政府は病人と老人は早く死んでほしいのね』といわれる。首相は聞いたことはありませんか」と話しました。首相はそれに、鼻で笑うような感じで「みなさん聞いたことありますか。われわれは聞いていない」と自民党議員らしき人たちに向かって同意を求めるような態度。ラジオですので聞こえてくる口調で判断したのですが、思わず泣けてきました。自民党改憲案は国民のための憲法ではない内容となっています。安倍さん、聞いたことないのはあなただけかもしれませんよ。私の周りでもたびたび耳にしますもの。

●党本部に寄せられた声:2017年1月28日付赤旗日刊紙より抜粋
奨学金問題をただした宮本議員の質問について富山県の男性は「日本があんなにひどいとは知らなかった」、「安倍首相は外国でたくさんカネをばらまいているが、国民を苦しめるばかりでは納得できない」と語りました。福岡県の女性は、「事例をきちんと示す共産党議員の質問は、いつも“ある、ある“と思う内容です」と共感を寄せ、介護の問題で「年寄りや病人は政府から“早く死ね“と言われている気がする」との声を紹介した宮本議員に対し、安倍首相が“聞いたことがない“と答えたことは「聞こえない、聞く耳を持たないということです」と批判しました。