「『共謀罪』は絶対廃案に」「みんなの力で安倍政権の暴走を止めよう」―衆院法務委員会で「共謀罪」法案の本格審議が始まった19日昼、国会前では「共謀罪NO!実行委員会」と「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」が、抗議行動を行いました。緊急の呼びかけに、250人を超える人々が参加。手書きのプラカードなどをかかげ、共謀罪反対をアピールしました。
 熊本県から来た劇団員の久枝りんかさん(17)は「共謀罪が通れば、平和のための活動ができなくなり、監視の強化につながることになる。今回の行動に参加してみて反対の声をあげる数の力の大切さを感じました」と語りました。
 「キノコ狩り、山菜取り、共謀罪?」と書かれた、手書きのプラカードを掲げた東京都世田谷区の七戸わこ(65)は「キノコ狩りも資金源にできるから共謀罪の対象だと、大臣があっさりと答弁する。とても恐ろしいです」と話します。
 千代田区の土井登美江さん(70)は「これまで3回も廃案になったのにテロ対策やオリンピックのためだといって、通そうとしている。これこそ、安倍首相の言う『印象操作』そのもの」と怒りの声をあげます。
 日野市の元教員の糀谷陽子さん(58)は「人の内面を処罰できることになれば、ほぼ何でも罪に問うことができる。組合などで話し合いをすることも犯罪にできてしまいます。『私には関係ない』と思っている人にも恐ろしさを知ってもらいたい」。
 渋谷区の僧侶、武田隆雄さん(64)は「共謀罪が通れば戦前の時代に戻ってしまう。大変危険です。宗教者として、ほかの宗教団体とも協力し合い、平和をつくりだす活動をしています。命を守ることが一番大事」と力強く話します。
 日本キリスト教団所属の片山洋子さん(72)は「私たちの信仰の自由も脅かされる可能性もあります。強行採決になることが不安だがあきらめずに頑張って運動を続けていきたい」と決意を話しました。
 共謀罪NO!実行委員会の海渡雄一弁護士は「政府は、反基地闘争、反原発闘争、共謀罪や戦争法に反対する活動に、共謀罪を適用し一網打尽にしようとしている」と危険性を指摘。抗議を続け廃案に追い込もうと呼びかけました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員、畑野君江衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、沖縄の風の糸数慶子参院議員が参加。宮本氏は「3度の廃案に続き、4回目も必ず廃案にするため、ともに頑張ります」と表明しました。

以上2017年4月20日付赤旗日刊紙より抜粋