日本共産党の宮本徹議員は9日の衆院財務金融委員会で、国有地の格安売却が問題となっている学校法人「森友学園」をめぐり、籠池泰典前理事長がメディアで新たな証言をしていることを示し追及しました。
 籠池氏は「朝日」9日付で、2014年4月の財務省近畿財務局との交渉で、安倍昭恵首相夫人と一緒に撮影した写真を示したと証言。財務局側から「局長にも見せておかないと」「コピーしていいですか」と聞かれたと語っています。
 宮本氏が「特別な対応にしかみえない」と指摘したのに対し、財務省の佐川宣寿理財局長は「報道は承知しているがコメントは差し控えたい」と確認を拒否しました。
 宮本氏は、16年3月に籠池氏と財務省の田村嘉啓国有財産審理室長が面談した際の音声記録についても質問。記録には、国有地からでてきたごみを近畿財務局が埋め戻すよう指示した15年9月の「打ち合わせ記録」が財務省側に手渡される様子が残っています。
 佐川氏は、田村氏のほか同席した職員2人にも確認したとしつつ、「打ち合わせ記録」は「両人とも記憶に残っていない」と答弁。宮本氏は「3人そろって記憶にないというのは信じがたい」と批判しました。

以上2017年5月11日付赤旗日刊紙より抜粋