日本共産党の宮本徹議員は17日の衆院外務委員会で、防衛省が収集した電波情報などを関係省庁と共有し、防衛目的で収集したインターネット上の個人情報を警察と共有している可能性を明らかにしました。
 宮本氏は、米インターネットメディアが公表した米国家安全保障局(NSA)の機密文書(スノーデンファイル)について質問。2013年4月のスノーデンファイルによれば、通常のインターネット利用者が使うほぼすべての情報を監視・収集できるスパイ装置「エックスキースコア」をNSAが日本側に提供したという記述があるとして、「国内外のネット上のさまざまな情報を収集しているのか」と迫りました。
 防衛省は「情報収集活動に支障があるので(回答を)差し控える」とくり返し、収集を否定しませんでした。
 宮本氏は、スノーデンファイルに頻繁に登場し「エックスキースコア」の提供を受けたとされる「DFS(Directorate for SIGINT/シギント)」が防衛省情報本部電波部の略称だと認めた防衛省に対し、同部の歴代部長は警察関係者だと指摘。収集した情報を「警察と共有することがあるのか」とただしました。
 防衛省は、電波情報も含めた情報を収集・分析して「結果は関係省庁と共有している」と答弁し、警察との情報の共有を事実上認めました。

以上2017年5月18日付赤旗日刊紙より抜粋