8月5日に沖縄に配備されているアメリカ軍の輸送機オスプレイがオーストラリアの沖合で墜落しました。今日の報道では、この事故について、アメリカ軍は、「揚陸艦に着艦する際に甲板に接触したとしたうえで、行方不明の3人は死亡したと見られるとして、4段階の事故の評価のうち最も重大な「クラスA」にあたるという見解を示した」とのことです。
 これまで日本政府は、「オスプレイの事故率は海兵隊の平均より低い」と安全性を強調してきましたが、この説明はもはやなりたちません。
 アメリカは毎年9月末まででくぎって事故率をだしていますが、2016年9月末時点ではMV22オスプレイの累計飛行時間は約26.7万時間、クラスAの飛行事故は7件で、10万飛行時間あたりのクラスA事故率は2.62でした。
  今回の事故がクラスAの飛行事故となると、昨年12月の沖縄での事故も含め、MV22オスプレイのクラスAの飛行事故はこれまでに9件となります。防衛省からいただいている資料ではこの数年の年間の飛行時間は約4万飛行時間です。9月末まであと2ヶ月弱ありますが、かりに9件で試算すれば、2017年9月末時点での10万飛行時間あたりのクラスAの飛行事故件数は2.9から3.0の間となると推測されます。
 2016年9月末までの海兵隊のクラスAの飛行事故率は2.63でしたので、オスプレイの事故率が上回ることになります。
 オスプレイは安全だという説明はもうやめるべきです。

 最近では、東京の米軍横田基地には、MV-22オスプレイが3機、7月29日に飛来し、三沢基地へむかっていきました。危険なオスプレイは日本から撤去すべきです。