二見伸明さん(元公明党副委員長)の応援演説(2017年10月20日、東大和市内にて)

私はぶれていない 公明党がぶれた

 元公明党の副委員長をしておりました二見伸明です。なぜ公明党を辞めたんだって、聞かれるものですから、質問をされるまえに答えます。
 私は、平和が大事だ、福祉が大事だ、政治は平和を守り、福祉を充実させるためにあるんだと、思います。この考えは全然ぶれていない。公明党がぶれちゃったんです。平和の党が戦争の党に変身してしまった。私はこれは許せないと思います。
 私もそうですが、みんな恨んでいます。だから、もしこのご近所に学会の方がいらっしゃったなら、今の公明党のやり方はちょっとおかしいよ、共産党に入れてくれよといわないでも、宮本に入れてくれよと、こう話しかけてもらいたいと私は思います。

比例は共産党 自民党はおかしいとみんな思っているのに、議席が増える このマジックをここから壊そう

 私は茨城県から来ました。宮本さんに一票入れることはできません。しかし宮本さんを当選させるために、私もできることがある。それは比例区です。
 私は息子が三鷹にいます。孫は江東区におります。「共産党に入れろ」と言うことによって比例の票が積み上がり、それは、宮本さんが当選へと一歩近づくことになります。
 しかもこの東京20区は、(野党が統一して)自民党相手に真っ向から勝負している。いいですね。勝とうじゃありませんか。
 なぜ自民党があんなに増えてしまったんだろう、あんなに強いんだろう、みんな疑問に思っている。誰も本当は自民党がいいと思っていませんよ。自民党をやめろ、安倍さんやめろというのが世論でしょう。安倍さんはやめろと、自民党の支持率も下がってきている。それなのに自民党の議席が増えるのはおかしいね。このマジックを壊すのは我々ですよ。ここからマジックを壊しましょう。

安全保障の根本は戦争させないこと

 私は、衆議院の安全保障委員長を務めました。二度やった。だから、私は安全保障に関しては、安倍君よりも詳しいよ。私が安全保障委員長をしていたときの自民党の理事だた。前原君は民主党の理事だった。あのころから、防衛や安全保障に関する考え方が進んでいないよね、わかんないよね。安全保障の根本は、どんなことがあっても戦争しない、させない、これはね、党派を超えてそうじゃなければいけないんですよ。
 私は、90年代半ばの北朝鮮危機のときに内閣の運輸大臣をやっていた。もし、韓国と北朝鮮で戦争が始まったなら、たいへんなことになる。日本が攻められなくても、何十万という難民が日本に押し寄せてくる。受け入れる体制はない。しかも経済が密接にかかわりあっている国際社会だから、大変な影響を受ける。
 日本が戦争にまきこまれるだけでなく、周辺地域も戦争になっては困るんです。だから、今の核問題は、トランプさんが北朝鮮に力づくでもやめさせようと思うけれど、力づくでなんて簡単にはいきませんよ。

朝鮮の歴史を学び外交的に解決を

 私は早稲田の大学院の院生の時に、金さんという韓国人でドクターコースで勉強している方がいた。我々は歴史上初めて独立したんです。今までずうっと中国に、隋、唐、宋、元、明…ずっと虐げられてきたんですよ。日本の植民地にもさせられたんです。
 本当に独立したのは初めてなんです。どうして独立すればわからなかったが、独立を大事にしたいんです。
 ところが北朝鮮は悪い方向に行ってしまった。核競争、核開発の真っただ中で、核を持つのが独立だと思い込んでしまった。アメリカもフランスもみんな、核をもっているから威張っているんだ。我々も核を持てばああなれるんだとガチガチに思い込んでしまった。
 これを直すのは簡単ではないよ。これは9月の赤旗に出ていたんだけれど、外務省の元外務審議官の田中均さん、私の友達です。外国人特派員協会で講演した。何と言ったのか。
 圧力は必要だ、でもそれだけではだめだと。田中さんは、私は朝鮮の歴史を勉強して、朝鮮の人が受けた苦しみを理解した、わかった、だから、小泉さんのピョンヤン訪問ができたんです。小泉さんがわかったんじゃないよ、間に立った田中さんがわかったから、北朝鮮の金政権が、小泉さんの電撃訪問を許した。このように、安倍さんも朝鮮の歴史を勉強して、いろいろ苦しんできた、それをわからなければ絶対に開かれない。
 北朝鮮に、核をなくすことによって独立が侵されるのではなくて、むしろ世界中からほめられるよ、喜ばれるよ、気づかせるのは、対話でしょう。こうして核を辞めさせない限り、永遠に核は続きます。「東アジアのためにも、世界のためにも、トランプさんに、『我々も核を無くすから、お前もやめろ』といえばいいじゃないか、これが外交だろ」と北朝鮮に言えばいいと思います。
 トランプさんと運命共同体、とんでもない。こんなふうにいっしょになって地獄の底まで行く、そんな日本にしたいとは思わない。こんな政権は許さないと、訴えていただきたい。

私は17票差で負けた ゆるまずにあと2日間、がんばりぬこう

 あと二日間、電話が掛けられますね。20区以外は共産党、20区は宮本徹、私はこの人の予算委員会を見ていましてね、いや、すごい論客がいるな、と思っていたんです。ただそのときは応援に行くとは全然思っていなかった。もっとよく見ておけばよかった(笑い)。
 私は本当に、あと二日間、がんばってもらいたい。私は17票差で負けたことがあります。たった最後、少しゆるんだ。相手ががんばった。私がたるんだ。たったこれだけで17票で負けた。日本記録です。こうならないよう、頑張りぬいていこうではありませんか。私もがんばります。