東京外環道の東名ジャンクション予定地(東京都世田谷区)付近の大深度地下トンネル工事で掘進箇所の上を流れる野川で気泡の発生が続いている問題で、日本共産党の宮本徹衆院議員、江口じゅん子区議は22日、NEXCO東日本・中日本の案内で現地を調査しました。沿線の住民も参加しました。
外環道の工事は掘削機を地中で進行させるシールド工法で行われています。野川にかかる大正橋付近では5月半ばから2カ所で気泡の発生が続き、堤防上にある観測用井戸から水があふれる事態もおきています。
NEXCO担当者は「シールド工法で使う圧縮空気が地面のすき間を通り出ていると思われる」と説明。水質は環境基準を満たしているが、気体の酸素濃度は低いと述べました。
宮本氏は「国などは大深度地下のシールド工法では地上への影響は生じないと説明し、地権者の同意や補償もなく事業が進められるとしてきた。事業の前提が崩れる事態」と指摘。「河川のため気泡を確認できたが、住宅地などで出ている可能性もある」とただしました。担当者は「可能性は否定できない」と認めました。
宮本氏は詳細な調査データの公表を要求。江口区議は「住民の不安が広がっており、説明会を開催すべき」と求めました。

以上2018年6月25日付赤旗日刊紙より抜粋(写真は赤旗写真部提供)