日本共産党の宮本徹衆院議員、吉良よし子、山添拓両参院議員、里吉ゆみ都議は28日、工事の影響で地表面での異常が相次いでいる東京外環道東名ジャンクション予定地(東京都世田谷区)の大深度地下本線トンネル工事現場を視察しました。
 本線トンネル工事をめぐっては5月中旬から、掘削している地上を流れる野川の川底から気泡の発生が続き、地下水が地上で噴出する事態も起きました。
 一行は東日本高速道路東京外環工事事務所の安原正幸副所長、中日本高速道路東京工事事務所の栗原和彦副所長らの案内で地下70メートル、直径約16メートルの巨大トンネルの工事現場を視察。大量の土砂を仮置きしている地上ピットでも説明を聞きました。
 安原氏らは気泡や地下水噴出の原因について、掘進時に用いる空気の一部が人工的な穴を通り上昇したためなどと説明しました。
 宮本氏らは「事業は中止すべきだ」とした上で、気泡中の酸素濃度が1.5~6.4%と通常の空気中(約20%)に比べ極めて低いことについて認識を聞き、これが地下室などにたまれば事故が起きうると指摘しました。
 安原氏は「空気の漏出を抑制する工法を検討している」と説明。工事ヤード内での掘削で検証し、結果を有識者に報告し、宮本氏らにも伝えるようにしたいと答えました。

以上20180年9月1日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋