シベリア抑留者遺骨取り違え 野党ヒアリングに参加

 シベリア抑留者の遺骨取り違え問題に関する野党合同ヒアリングが20日、国会内で開かれました。
 シベリア抑留者の遺骨をめぐっては、これまで専門家から遺骨が日本人のものではない可能性が指摘されていたにもかかわらず、放置されてきました。厚労省が、DNA鑑定人の会議が発足した2004年以降の議事録を精査したところ597人分が日本人でない可能性が発覚しました。
 野党は、日本人の遺骨ではない可能性が指摘されながら公表が遅れた理由や、日本人の遺骨かどうかの確認作業をいつまでに完了させるのかを追及。厚生労働省の担当者は「(確認作業は)早急に結論を導き出せるよう努力する」などと述べました。

以上2019年9月21日付赤旗日刊紙より抜粋