横田基地の環境汚染問題を考える緊急集会

 2月10日、米軍横田基地近くの井戸で高濃度フッ化化合物(PFOS、PFOA)が検出された問題について考える、「緊急集会」が開かれました。
宮本徹議員も集会で連帯の挨拶を行いました。

以下2020年2月19日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋

 米軍横田基地(東京都福生市など)周辺の井戸から高濃度の有機フッ素化合物(PFOS、PFOA)が検出されている問題で、オスプレイ反対東京連絡会は10日、参議院議員会館で同問題を考える緊急院内集会を開き、英国人ジャーナリストのジョン・ミッチェル氏が講演しました。
 同物質は健康や環境への悪影響がある物質として国際的に承知されていますが、日本では飲料水の水質基準がありません。米国では1リットルあたり70ナノグラムを目標値としており、立川市の井戸から19倍の1340ナノグラム検出されています。
 ミッチェル氏は「各国の米軍基地で汚染事故を起こしている米軍は、世界最大の汚染者」と指摘。横田基地では2010年から17年にかけて、有機フッ素化合物を含む消火剤が3161リットル以上漏出していると述べました。
 米国、韓国、ドイツで同様の事故が起きたときには米軍が支援をしているにもかかわらず、日本では隠されていると批判。市民の行動で軍や行政を動かそうと呼びかけました。
 日本共産党の宮本徹、赤嶺政賢両衆院議員、吉良よし子、山添拓両参院議員、とくとめ道信都議が参加しました。