コロナ禍 国は医療を守って 「プロジェクト」から署名提出。

 コロナ禍で深刻な経営難に陥っている医療機関に対し、国による財政支援を求めて25日、都内の医科大学で研究職をしている男性が国会議員会館を訪れ、オンラインを通じて4万6276人から集めた署名を与野党の国会議員に手渡しました。
 署名のタイトルは、「国は赤字の病院を救ってください!」。すべての医療機関を対象に、空床確保に伴う収益減を含めた通常利益の減少分やPCR検査の実施などに伴う費用の増大分を国が補償することを求めています。
 6月からこの署名を呼びかけた「医療を守ろうプロジェクト」は、都内の医科大学で研究職の仕事をしている室生暁(むろう・さとる)さん(30)が個人で立ち上げました。
 室生さんは、多くの病院、医療従事者が社会的使命からコロナ禍で医療に携わっているにもかかわらず、病院の経営は不安定になり、医療従事者の待遇も悪化している状況を何とかしたいと訴え。「医療従事者が安心して働いてこそ、国民の健康と命が守られると思います。そのためには、国からの財政支援が必要です」と語りました。
 署名は、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党、自民党に提出しました。
 共産党からは小池晃書記局長・参院議員をはじめ、穀田恵二、清水忠史、田村貴昭、畑野君枝、宮本徹、本村伸子の各衆院議員、伊藤岳、岩渕友、紙智子の各参院議員が応対。
 小池氏は、「署名に全面的に賛同します。このままでは、次つぎと病院が倒産しかねません。政府は医療にこそ税金を使うべきです。この声に応えるためにできることをやっていきたい」とのべました。

以上2020年8月26日付赤旗日刊紙より抜粋