東京外環道訴訟第8回口頭弁論 報告集会で連帯挨拶

 9月9日(水)、東京外環道第8回口頭弁論が東京地裁で行われました。
 宮本徹議員は口頭弁論後に開かれた報告集会に駆けつけ、参加者を激励しました。

以下2020年9月16日赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋

 東京外環道の大深度地下トンネル建設に向けた国と都の認可は違法だとして、沿線住民が無効確認を求めた東京外環道訴訟の第8回口頭弁論が9日、東京地裁で行われました。
 原告側は陳述で、国が7月に示した同区間の事業費の増額見通しについて、今後予定されるジャンクションの工法変更に伴う増額分や、用地・補償費を見込んでいないと指摘。これらを含めれば1.01としている「費用便益比」が事業の妥当性の目安となる1を大幅に下回ることは確実だと批判しました。
 また、トンネル掘削を行っている地上部の河川で、酸欠状態の気泡が発生している問題について「酸欠空気が建物内や井戸、マンホールに入れば、住民らの生命、健康を侵害する恐れが高い」と強調。横浜市で地下シールドトンネル建設中、地上部の道路が陥没した事実についても「住宅地でこのような事故が起きれば、生命、財産に甚大な被害が生じる」と指摘しました。
 口頭弁論終了後に原告団が開いた報告集会では、日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓参院議員、立憲民主党の大河原雅子衆院議員があいさつしました。