市民・野党共同で 宗派超え宗教者集う

 市民と野党の共同で総選挙勝利をと訴える宗派を超えた宗教者が15日、国会内で集会を開きました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催で、30人が参加しました。
 平和を実現するキリスト者ネットの平良愛香さん、日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんが主催者あいさつ。日本学術会議への人事介入に抗議する宗教者共同声明を同日、内閣府に提出したことを報告しました。
 総がかり行動実行委員会共同代表の藤本泰成さんが講演し、運動のさらなる強化と総選挙勝利を訴えました。
 宗教者の発言で、日本キリスト教協議会教育部総主事の比企敦子さんが「歴史修正主義の教科書ではなく正しく日本の戦争責任を記載した教科書で子どもたちが学ぶような政権になってほしい」とのべました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が参加。宮本氏は「政権交代に向け、他の野党のみなさんとも力を合わせ、しっかり頑張っていきます」とあいさつしました。

以上2020年10月16日付赤旗日刊紙より抜粋