低所得ひとり親世帯と共働き子育て世帯へ、給付金支給の法案を野党で共同提案

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の4野党は16日、低所得ひとり親世帯緊急支援法案を衆議院に共同提出しました。
 同法案は、低所得のひとり親世帯へ臨時特別給付金を再度支給するもの。低所得のひとり親世帯を対象に、1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円を支給します。政府は2次補正で、低所得のひとり親世帯に臨時特別給付金を支給することを決定しましたが、新型コロナウイルス感染症の深刻な影響を受け、年内に再度の支給を求める声があがっています。
 また、法案では、ひとり親世帯以外の子どものいる低所得世帯等に対しても、給付金の支給を検討し、必要な措置を講ずるとしています。
 提出後の記者会見で、日本共産党の宮本徹議員は、ひとり親世帯は非正規雇用が多く、コロナ禍で大きな影響を受けているとして、「年の瀬に向かう中で、本当に生活が厳しいという声がたくさん上がっている。ひとり親世帯への支援に踏み切ってもらいたい」と述べました。

以上2020年11月17日付赤旗日刊紙より抜粋

野党共同提出 「低所得であるひとり親世帯に対する緊急の支援に関する法律案」