「各党国会議員に聞く「安保関連法案」説明会」で戦争法案廃案訴え
「国会議員に聞く練馬区民のための『安保関連法案』説明会」(同実行委員会主催)が17日夜、東京都練馬区内で開かれました。220人が参加し、出席した4人に疑問をぶつけました。共催は、ねりま九条の会。
日本共産党の宮本徹衆院議員、民主党の小川敏夫参院議員、維新の党の木内孝胤衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員が出席しました。自民党・公明党の議員は参加しませんでした。
「『存立危機事態』ってなに?」という質問に宮本氏は「憲法9条にかなうかのような装いをつくりながら、狙いは、ときの政府の判断で集団的自衛権行使に無制限に道をひらくことにあります。この法案は日本の防衛とは無関係で米国とともに戦争するもの」と答えました。
「防衛費の増大が心配」という声には、「安倍政権のもとでオスプレイを始め、兵器購入が増えている」と指摘。「戦争法案は平和だけでなく暮らしもこわす希代の悪法」と強調しました。
4人は廃案をめざす決意を語り、宮本氏は「中国や北朝鮮の『脅威』のために法案が必要と思っている人にも戦争法案の正体を語り、圧倒的な反対世論をつくろう」と呼びかけました。
以上 2015年8月19日付あかはた日刊紙より抜粋