超党派「羽田低空飛行見直しのための議員連盟」総会に参加
超党派の国会議員による「羽田低空飛行見直しのための議員連盟」総会が3月17日、国会内で行われました。
昨年3月末、羽田空港の国際線増便のためとして、航空機を都心上空で低空飛行させる新ルートが導入されてから1年。
現在、国土交通省は、羽田新経路の固定化を回避するための方策について、「羽田新経路の固定化回避に係る技術的方策検討会」の中で、検討を進めており、総会開催当日午後に同検討会(第3回)も開催されます。
議連総会は、同日午後開催の国交省の検討会を前に、現在の検討状況などについて、国土交通省航空局からヒアリングを行いました。日本共産党から、笠井亮、宮本徹、畑野君枝の各衆院議員が参加。小池晃、田村智子、山添拓、吉良よし子の各参院議員秘書も同席しました。
国交省へのヒアリングの中で宮本氏は、コロナ過で航空需要はすでに減っていると指摘。航空需要が増えることを前提に都心低空飛行の新ルートが導入されたが、この状況が当面続くもとで、今のルートを取り続ける必要性はなくなっているのではないかと質問したのに対し、国交省の担当は「今後の需要見通しを申し上げるのは難しい。」「我々としては、今後需要回復していくことを見据えたうえで、回復後の安定輸送のために環境を整えていくとの立場」と述べるにとどまりました。