東京20区オンライン演説会 東久留米市の社会民主党市議 青木ゆうすけさんのスピーチ

 日本共産党は、衆院東京20区(東村山市・東大和市・武蔵村山市・清瀬市・東久留米市)のオンライン演説会を開催しました(9月12日)。市民と野党の共同候補、宮本徹衆院議員を衆院東京20区から国会に送り出すために、幅広い方々がスピーチしてくださいました。清瀬市の無所属市議・ふせ由女(ゆめ)さん、東久留米市の市民党市議・青木ゆうすけさん、東村山市の立憲民主党市議・藤田まさみさん、東大和市の無所属市議・中野しのぶさんです。スピーチを順次、紹介します。
 今回は、東久留米市の社会民主党市議、青木ゆうすけさんのスピーチです。

【東久留米市の社会民主党市議 青木ゆうすけさんのスピーチ】

宮本徹さんをふたたび国会へ

 オンライン演説会をご覧のみなさま、こんにちは。社会民主党東久留米市議会議員の青木ゆうすけでございます。本日は、宮本徹衆院議員を再度、国会へ送り出すために、東久留米から駆けつけてまいりました。

コロナ禍 厳しさ増す生活

 コロナ禍のなか、私たちの生活、そして労働環境、本当に厳しいものになってきています。地域をまわっておりますと、事業者の方々からは、「自公政権の政策、まったくといっていいほど必要なところに支援の手が届いていない」「いままで自民党に入れていたけれども、二度と自民党になんか投票しないんだ」「おれたちの声をなんでこんなに受け止める気がないんだろう」といった憤りの声を聞いています。
 アルバイトや契約社員で働いている方々なんかも、シフトを減らされてしまったり、残業を規制されてしまったりと、暮らしが成り立たないくらいの方がいらっしゃいます。私も毎週、八王子駅前で「コロナなんでも相談会」という労働相談会に近いものに参加しているんですけれども、相談者が後を絶たず、コロナ禍のなかで私たちの生活、そして働く現場の環境がどんどん悪化している実態がよくわかります。

国民の声を聞く気がない自公政権

 しかしながら、本当にいまの自公政権、こういった部分への対応がしっかりしていない。それに加えて、このたび菅総理大臣が任期満了で次期は総裁をつとめないことが発表されまして、自民党のなかで次期総裁選に向けて各候補者がさまざま政策を打ち出しておりますけども、こういった話も本来であれば、コロナ禍が1年半以上続くなかで、党内でしっかり議論を積み重ねていって、地域の議員が受けた話、国会議員も地域をまわって地域の実情を知って、それに基づいて党内でしっかり議論をしていかなければいけなかったはずのものが、いまになって「サナエノミクス」であったり「岸田BOX」であったり、なんでこのタイミングでそういった政策が出てくるのか。本当に不思議で仕方がないんです。
いかに私たち国民の声を聞いて政治をやる気がないのか。それがよくわかる一幕だと思います。

都議選 共闘で押し上げた原のり子さん

 私は、都議会議員選挙(今年7月)でも、共産党の原のり子さんを応援いたしまして、無事に当選していただきました。私の9月の市議会定例会の質問の際には、原のり子都議会議員に一部東京都の動きを聞いていただいたことがありました。いま野党共闘という形で各地域で進んでいますけども、私たちが共闘して押し上げた候補のみなさまは、きちっと私たちの思いに応えてくださっています。原のり子さんも、東京都に対してきちっと質問をあげていただき、私たちの思いにきちんと向き合っていただきましたし、宮本徹さんも各地域をまわりながら、私たちの意見も聞いていただきながら、国政の政策についてきちんと考えていただいています。

困っている人に救いの手が伸びる政治

 いまこそしっかりとわれわれ国民の声を聞いて政治をしてくれる、私たち国民の一人ひとりの暮らしのことをきちんと考えてくれる、一部のお友だちの政治、一部の権力者、一部の大手企業が優遇される、そんな政治ではなく、コロナ禍で困っている一人ひとりに救いの手が伸びる、そして社会保障を切り捨てない、そんな政治に切りかえていくことが大事です。

衆院議員選挙は大きなチャンス

 衆院議員選挙(総選挙)は、たいへん大きなチャンスです。東久留米市でも、保育園の廃園計画や学童の民間委託、図書館や児童館に指定管理者が入ってきていますが、公の責任というものがどんどんどんどん、民間に委託されていっています。これも、各自治体の財政悪化、コスト削減ということなんですけれども、元をたどれば国の補助金制度であったり、国の政策というものが元になっています。

みなさんの声を宮本徹さんへ

 みなさん。一人ひとり地域で100%満足しているということはないと思います。ぜひみなさんの声を宮本徹さんに集めていただきまして、一緒にいまの政治を変えていきましょう。秋の衆院議員選挙、一緒にがんばっていきたいと思います。