「高齢者のいのち、健康、人権を守る政治に転換めざす学習決起集会」で連帯挨拶

 10月4日(月)、中央社会保障推進協議会など4団体主催で「高齢者のいのち、健康、人権を守る政治に転換をめざす学習決起集会」が行われました。
 集会に駆けつけた宮本徹議員は、これから本会議で総理大臣指名選挙が行われることについて触れ、「自民党総裁選が終わり、これから衆院本会議もある。総裁選で岸田さんは『新自由主義的政策を転換する』と言っていた。岸田さんが本当に『見直す』というのであれば、6月に成立した『75歳以上医療費2倍化法』こそ、真っ先に撤回すべき」と述べたうえで、「今の自公政権は、公助を縮小し、自助を求めている。」政権交代で、政治を転換しようと呼びかけました。
 集会には、立憲民主党の国会議員も参加しました。

以下2021年10月5日付赤旗日刊紙より抜粋

 自公政権が強行した高齢者医療費負担2倍化法の実施を止め、社会保障切り捨てから高齢者・国民のいのちと健康、権利を守る政治への転換を求める学習決起集会が4日、オンラインを交えて参院議員会館で行われました。医療費2倍化法の実施中止を求める署名と全労連などが呼びかけている「いのち署名」に取り組むことなどを呼びかけるアピールを確認しました。
 全労連の黒澤幸一事務局長、医療福祉生協連の馬場彰常務理事が連帯あいさつ。黒澤氏は「安心して医療にかかれる、生活できる社会を政権交代で実現しよう」と述べ、馬場氏は「保健所や感染症病床の削減などを反省し、国民のいのちを守る政策に転換を」と訴えました。
 各地の取り組み報告。千葉県社保協の藤田まつ子事務局長は医療団体、年金者、労組などと連携し取り組みを進めるとのべ「総選挙を転換の第一歩に」と強調しました。
 主催は、中央社会保障推進協議会、全日本年金者組合、日本高齢期運動連絡会、医療団体連絡会議。中央社保協の住江憲勇代表委員(保団連会長)が講演し、新自由主義による社会保障切り捨ての矛盾がコロナ禍で露呈したと語りました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員、立憲民主党の4人の衆院議員があいさつ。宮本氏は「大企業・大資産家優遇、社会保障切り捨ての新自由主義からの転換を、政権交代で実現しよう」と力を込めました。