私への一票は政権交代への一票


 10月19日、総選挙が告示されました。私は、日本共産党比例代表東京ブロックの候補であるとともに、小選挙区の東京20区(清瀬市・東久留米市・東村山市・東大和市・武蔵村山市)の野党統一候補です。今回は、小選挙区から必ず勝ち上がりたいと、初日から全力疾走しています。比例は日本共産党へ。東京20区は宮本徹へ。みなさんのお力をぜひおかしください。
 私は、東久留米市で公示第一声をおこないました。主な内容を紹介します。

●国民の声が届かない自民党政治か
●国民の声が生きる野党共闘の新政権か

 みなさんこんにちは。野党統一候補の宮本徹です。いよいよ、衆議院選挙が始まりました。この選挙は、国民の声が届かない今の自民党政権を継続するのか、それとも野党共闘で国民の声が生きる新しい政権をつくるのか、この決戦でございます。私たち野党は、政権交代を実現するために、大同団結をいたしました。候補者の一本化をすすめ、この東京20区では私、宮本徹が野党の統一候補となってたたかってまいります。宮本徹への一票は、政権交代への一票でございます。どうか大きく、この支持広げてください。よろしくお願い申し上げます。

●希望ある未来へ
●野党共通政策を実現させるとき

 私たち野党は、共通政策20項目で団結しております。このなかには消費税の減税、石炭火力発電をやめる、選択的夫婦別姓制度を実現していくなどなど、多くのみなさんが願いながら、自民党政権のもとで実現ができなかったことがたくさん込められております。政権交代でこれがすべて実現して、希望ある未来をご一緒にひらこうじゃございませんか。そのために、どうか立場の違いを超えて、宮本徹へのご支持の輪を広げに広げて、今度は選挙区から勝ち抜かせてください。この街から、ご一緒に政権交代を実現してまいりましょう。どうぞよろしくお願い申し上げます。

●自民党政権 後手後手のコロナ対策
●宮本徹 厚生労働委員として政治を動かしてきた

 自民党政権のコロナ対策はどうだったでしょうか。専門家の意見を無視する。後手後手の対応で救える命が救えない事態が生まれてしまいました。事業者のみなさん、そして国民のくらしへの支援もきわめて不十分で、今も悲鳴が上がり続けております。私は厚生労働委員として、政権のコロナ対応をただしながら、命を守る、くらしを守るために全力で取り組んでまいりました。休業手当が出なかった方々に国が肩代わりをして出す。この対象を拡大してまいりました。
 また、感染対策できわめて重要なエアロゾル感染、政府は軽視をしておりましたが、これも質問でただして変化をつくってまいりました。

●公立病院・公的病院の統廃合を進める自民党政権
●野党連合政権は医療・事業者への支援を充実させる

 しかし、今もこの期に及んで、自民党政権は、公立病院・公的病院統廃合すすめて、医療の切り捨て路線をすすめようとしております。ある保健所長の方がおっしゃっておられた。公立・公的病院は真っ先にコロナ患者を受け入れてくれた、もうこの政府の路線は絶対にやめてほしい、こう聞きました。私はこの声を国会で届けましたが、政府は聞く耳を持ちません。この政権の継続ではこれからも命が守れないんじゃないでしょうか。私たち野党の連合政権ができれば、医療切り捨ての政策はやめます。公立病院・公的病院の統廃合もやめます。お医者さんを確保する、看護師さんを確保する、保健所を増やしていく、この道を切り開いてまいります。そして私、宮本徹は、収入が減った方々へのくらし応援の給付金、これを必ず実現したいと思っています。また、事業者のみなさんに、分け隔てなく事業規模に応じてしっかりとした支援を行っていきたいと考えております。野党は、傷んだ暮らしと経済の再生へ、消費税を5%に軽減します。どうか、命とくらしを守る覚悟を持った政権をつくるために、私、宮本徹をこの選挙区から勝ち抜かせてください。よろしくお願いを申し上げます。

●自己責任押し付けの政治は終わりにさせましょう
●賃金が増えていないのは先進国で日本だけ

 そしてみなさん、政権交代で、もう自己責任押しつけの政治は終わりにさせましょう。そして、安心して誰もがくらしていける、このことに公的な責任をしっかり果たす政治をつくってまいりましょう。
 アベノミクス、9年間、何が起きたでしょうか。富裕層のみなさんは富を6兆円から24兆円、大きく増やしました。大企業の内部留保は133兆円増えました。しかし実質賃金は22万円も下がりました。賃金が増えていないのは先進国で日本だけです。もうアベノミクスは失敗だった、はっきりとしたんじゃないでしょうか。

●人間をもの扱いするような働き方を変える
●正規と非正規の賃金格差を改善し、最低賃金は時給1500円に

 この道を切りかえ、暮らしを底上げするのが野党の連合政権です。コロナのなかで、たくさんの相談をうけました。とりわけ多かったのは、非正規雇用のみなさん、そして女性のみなさんでした。休業手当が出ない、収入がなくなった、雇い止めにあった。私は竹中・小泉路線で、不安定な非正規雇用を広げ、人間をもの扱いするような働かせ方を広げてきたこの間の政策を根本的に政権交代で切りかえていきたいと思います。
 す正社員が当たり前の流れをつくっていきたい。野党はすせに、ボーナス、退職金も含め正規・非正規の待遇差を改善するための法律を出しております。これぜひ、政権交代で実現をさせてください。そして最低賃金は1500円に引き上げていきます。今、ドイツでは新しい連立政権が最低賃金1590円、アメリカは昨年生まれたバイデン政権が最低賃金、日本円で1600円以上、もう世界どこでも最低賃金を引き上げて、貧困をなくし、くらしを底上げする、そのことで経済を元気にする、当たり前の経済政策になっています。政権交代で日本でもこの道をご一緒に切りひらこうじゃございませんか。そのためにも力をおかしください。よろしくお願いを申し上げます。

●減らない年金制度へ
●宮本徹を働かせてください

 みなさん、今の年金制度、大変不安なんじゃないでしょうか。基礎年金はどんどんどんどん減り続け、3割目減りしてしまう。これではほんとにくらしていけなくなります。私は、減らない年金制度にするために、国会で提案をしてまいりました。国からの税金の投入をもっと増やすこと、今、年金保険料は高額所得者のみなさん優遇される仕組みがあります。これをただしていくこと、迫ってまいりました。このうち、一部については政府で試算が始まるところまでまいりました。この仕事を、引き続き、しっかりと全力投入でやっていきたいと思います。そのためにも、宮本徹、国会で働かせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

●あなたの一票で気候危機を打開しましょう
●子どもたちの未来を守りましょう

そして、今、地球の未来が危うくなっております。気候危機が深刻です。異常気象が続き、豪雨災害が毎年繰り返され、台風は大型化する。このままの状態が続けば、2100年には、この東京の夏の気温は43・3度になる。こんな未来にするわけには絶対にいかないんじゃないでしょうか。2030年までにCo2を大胆に抜本的に削減していく、このことにこの星と人類の未来はかかっております。私たち日本共産党は、気候危機打開の2030戦略を発表いたしました。2030年までに省エネ、再エネをすすめて最大6割の二酸化炭素を削減していく、石炭火力発電をやめていく。
 ところが政府はどうでしょうか。Co2をいっぱい出す石炭火力発電をこれから新たに九つもつくろうとしております。国連からも2030年までに石炭火力はやめてくれといわれているのに、あまりにも無責任極まる。
 今度の選挙で、私たちが手にしてる一票には、子どもたちの未来を守る力があります。立場の違いを超えて、気候危機を打開していく、そのためにも必ず政権交代を実現していこうじゃございませんか。私、宮本徹、気候危機打開のために全力で頑張ってまいります。お力添え、よろしくお願いを申し上げます。

●ジェンダー平等を前に進める
●選択的夫婦別姓 自民党に任せていたら実現しない

 そしてこの選挙戦、ジェンダー平等が前に進むのかどうか、これが大争点になってまいりました。選択的夫婦別姓制度をめぐって、昨日、党首討論会が行われました。岸田さんがただ一人、この選択的夫婦別姓制度に賛成をしないという態度を示されました。なんか安倍さんのときも全く同じ光景を4年前に見た記憶ございます。これ以上、自民党さんに任せていても進まないのははっきりしたのではないでしょうか。
 この選択的夫婦別姓制度、今や世界のなかで夫婦が結婚したら同じ苗字を必ず名乗らなければならないのは日本だけになっております。このことによって、旧姓で積み上げてきたキャリアが絶たれてしまう、結婚、離婚、再婚のたびに名字が変わり、私生活を詮索される、人権問題です。も政権交代で、選択的夫婦別姓制度実現する、ジェンダー平等前に進める、これも必ず実現していこうじゃございませんか。私も旧姓を通称使用して活動している1人として、この問題も全力で頑張る決意でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

●宮本徹の原点 教育の無償化
●新たな財源を確保して実現したい

 私、宮本徹のライフワークは教育の無償化です。給付制奨学金の対象の拡大など、この間前にすすめてきました。しかしこのコロナのなかで、多くの学生さんがアルバイト先が減り、学費の工面に苦労し、退学に追いつめられてしまいました。お金のあるなしで子どもたち、若い人たちの将来が左右されてしまう。こんなことは決してあってはならないことなんじゃないでしょうか。
 私は、安倍さんに対して、学費は半分にするべきだと迫ってまいりました。新たな財源を確保して、教育の無償化、さらに前に進める政権をつくっていきたいと思います。アメリカでは、バイデン政権が富裕層優遇税制をただす、大企業、もっと税負担お願いする、その財源で1000万人の学生が学ぶコミュニティカレッジを無償化を進めていく、こういう道に踏み出しております。日本でも、政権交代で、こうした道をご一緒に切りひらこうじゃございませんか。このためにも、お力をお貸しいただきたいと思います。

●共産党の議員だからこそやれたことがたくさんある
●企業団体献金をもらっていない政党だから

 私、宮本徹は、今回、野党統一候補としてたたかってまいります。しかし、日本共産党の議員だからこそ、やってこれたことがたくさんある、こう自負をしております。企業団体献金をもらっていない、だからこそ、このコロナのなかでも一つひとつの企業の雇い止めなどについても追及し、やめさせてまいりました。そして企業献金をもらっていない、しがらみをもたない政党だからこそ、気候危機打開の問題でも、賃金底上げの問題でも、もっとも先頭に立って頑張れると自負をしております。

●比例は日本共産党へ
●東京20区は宮本徹へ

 選挙では2票ございます。比例代表でも立憲野党がのびることが大事です。投票先をお決めでない方は、ぜひ、日本共産党を大きく伸ばしてください。よろしくお願い申し上げます。
 そして選挙区(東京20区)では、なんとしても、今度こそ、この街から勝ち上がっていきたいと思います。そして今度こそ、政権交代を実現していきたいと思います。どうかそのために、立場の違いを超えたご支持の輪、広げに広げに広げてください。私も全力で頑張ります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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