建設国保助成強めて 神建連が国会議員要請
神奈川県建設労働組合連合会(神建連)は18日、参院議員会館で集会を開き、建設国保の公費助成を強化するよう国会議員に要請しました。
主催者あいさつをした神建連の塚本三千雄会長は、建設国保は体が資本の建設職人の命と健康を守る大切な制度だと強調。アスベスト問題では、日ごろの議員への要請行動が救済法の迅速な制定につながったとし、議員に私たちの要望を伝え、要求実現を勝ち取ろうと話しました。
情勢報告をした全建総連の松尾慎一郎社会保障対策部長は、財務省が国保組合に対する国の補助金の削減を検討していると告発。「こうした中で、概算要求の予算額を確保することは、財務省の思惑を阻む政策的位置づけを勝ち取ることになる」と訴えました。
神建連の仙田正志書記長が行動提起。予算編成に向けて、「議員にはがき要請などで建設国保の予算確保を働きかけていこう」と呼びかけました。
共産、自民、立民の国会議員があいさつ。
日本共産党の宮本徹衆院議員は、「建設国保は建設事業者の生活を支える命綱。建設国保を守る予算の確保は政治がやらなければならない仕事だ。医療費が値上がりするなかで、現行の水準を確保できるよう全力を尽くします」と述べました。
以上2021年11月19日付赤旗日刊紙より抜粋