質の高い保育 子どもたちに 国会議員や府省へ要請

 「よりよい保育を!実行委員会」は16日、安心・安全で質の高い保育をすべての子どもたちに格差なく保障するよう求め、衆参国会議員や府省への要請行動に取り組みました。今国会で賃金改善などを含めた補正予算の論議が進められ、年明けの通常国会で子ども家庭庁創設に向けて制度改革につながる議論がされようとしている中、全国から保育士ら保育問題に関わっている52人が参加しました。
 要請では▷施設の種類ごとの異なる基準の統一▷保育士・学童保育指導員の配置基準の抜本的改善▷子ども1人あたりの面積など施設に関わる基準の抜本的改善▷保育・学童保育に関わる子どものための給付・補助を引き上げるとともに、職員の賃金と処遇の抜本的な改善ーなどを求めました。
 要請に先立ち、日本共産党の宮本徹衆院議員は「国会請願署名の項目の一つひとつは道理がある中身。国会議員に共通認識を持ってもらうために頑張りたい」とあいさつしました。

以上2021年12月17日付赤旗日刊紙より抜粋