超党派『空襲議連』総会に参加
東京大空襲から77年目を迎えた3月10日、民間の空襲被害者の補償問題について考える超党派「空襲議議連」総会が、行われました。
日本共産党から、笠井亮、高橋千鶴子、宮本徹の各衆院議員と田村智子参院議員が参加。小池晃、山添拓の両参院議員の秘書も同席しました。
総会では、新しい役員構成について確認され、議員立法「特定戦災障害者等に対する特別給付金の支給等に関する法律案」の取り扱いなどについて、話し合われました。
総会の中で宮本徹議員は、当事者が高齢化している事。野党は一致している中、救済法成立のカギは、与党の決断にかかっていると指摘したうえで、「この問題を前に進めるため、我々野党として後押しできることはないか。」と発言。平沢勝栄(自民)会長代行は、総会まとめの中で、「この問題で時間がないのはその通りだ。、野党の皆さんから何かできることはないかとの話があった。いろいろな機会に働きかけを強める。国会で取り上げ、世論をつくっていく。これも救済法実現への力となる」と応じました。
以下2022年3月11日赤旗日刊紙より抜粋
民間空襲被害者の補償問題について立法措置による救済を考える、超党派の「空襲議連」総会が10日、衆院第2議員会館で行われました。
救済法案は、空襲や沖縄戦などで心身に障害や傷を負った人に一律50万円を特別支給する内容です。
同議連の平沢勝栄会長代行はあいさつで「一日も早く成立できるよう、力を合わせていきたい。自民党内でも努力したい」と述べました。
同議連副会長の笠井亮日本共産党衆院議員は「東京大空襲では、一夜にして10万人の命が奪われ、77年間、苦しんでいる人がいる。救済法成立は、国として二度と戦争の惨禍を繰り返さないという政治の決意の証し。実現へ頑張っていきたい」と強調しました。
全国空襲被害者連絡協議会(全国空襲連)の安野輝子さん(83)は、救済法を成立させ「この国に生まれてよかったと、一瞬でも生きている間に思わせてもらいたい」と訴えました。日本共産党からほかに、宮本徹、高橋千鶴子両衆院議員、田村智子参院議員が参加しました。