改憲・軍拡許さない 総がかり実行委など行動

 憲法を無視して戦争する国づくりを進める岸田政権に抗議し、参院選で政治を変えようとアピールする行動が19日、衆院第2議員会館前で行われました。総がかり行動実行委と9条改憲NO!全国市民アクションが主催し800人(主催者発表)の市民とともに、日本共産党、立憲民主党、社民党の3野党の代表が参加。「平和外交こそ政治の責任」「改憲策動は許さない」と訴えました。
 総がかり行動実行委員会の小田川義和共同代表は、改憲や軍拡など「戦争への道を突き進む自民党や維新の会を許さない結果を参院選で出そう」と強調しました。
 さまざまな市民がスピーチ。ウクライナを取材したジャーナリストの志葉玲さんは、現地でロシア軍による非人道的な戦争犯罪が起きていたと報告。危機に乗じて改憲や軍拡を狙う自民党などに怒り「参院選で、憲法9条の価値を世界に発信する政治に変えよう」と述べました。
 安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合運営委員の福山真却さんがあいさつし、参院選で「市民連合の政策提案・要望に賛同した野党が勝利するために全力を尽くす」と表明しました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員は、[暮らしや社会保障、教育への予算を減らしながら軍拡を狙う岸田政権に、参院選で審判を」と訴えました。

以上2022年6月20日付赤旗日刊紙より抜粋