園児送迎バス置き去り死 野党国対ヒアリング 少なすぎる人員配置 園児バス置き去り死
静岡県牧之原市の認定こども園で送迎バスに置き去りにされた女児が死亡した事件の野党国対ヒアリングが12日、国会内で開かれ、再発防止策について関係省庁から聞き取りを行いました。
内閣府の高木秀人子ども・子育て本部参事官は、9日の関係府省会議で全国の施設の安全点検を行った上で10月に緊急対応策をまとめることを決め、送迎バスへの置き去りを防止する装置の設置なども検討課題になっていると説明。設置義務化や公費での補助を求める要望が出されているのに対し、義務化や公費補助の必要性を含め「幅広く議論したいと思っている」と述べました。
日本共産党の宮本徹、本村伸子両衆院議員らは、少なすぎる人員配置への支援を要望。現場でさまざまな事故が起きている背景には配置基準の低さがあるとして、配置基準の見直しを強く求めました。
以上2022年9月13日付赤旗日刊紙より抜粋