東京外環道訴訟第16回口頭弁論 報告集会で連帯挨拶

 9月14日(水)、東京外環道第16回口頭弁論が東京地裁で行われました。
 口頭弁論後に開かれた報告集会で宮本徹議員は、6月に行った「東京外かく環状道路大泉JCT発進シールドマシンの損傷並びに掘進停止」に関する質問主意書の内容と、政府答弁を紹介。「引き続き皆さんと連帯し、外環工事断念に一緒に追い込んでまいりたい」と、連帯の挨拶を行いました。
 日本共産党の田村智子党副委員長・参議院議員と、山添拓参議院議員も激励の挨拶。立憲民主党、社会民主党、れいわ新選組の国会議員と秘書も参加しました。

以下2022年10月8日付赤旗日刊紙より抜粋

 東京外郭環状道路(東京都練馬区ー世田谷区間、約16キロ)予定地沿線住民が地下トンネル工事に伴う国の事業認可などを求めている訴訟の第16回口頭弁論がこのほど、東京地方裁判所で行われました。
 陳述した原告の大塚康高さんは、2020年に起きた調布市の陥没事故で、地下トンネル直上に住んでいたある家族について、ついの住み家として建てた家を地盤補修のために立ち退くゆ求められたと紹介。「家庭が壊され、定年後の生活設計はズタズタ。人格権、財産権の侵害だ」と強調しました。
 大塚氏は、事業者(国土交通省、ネクスコ東日本・中日本)が再発防止策発表後の22年に練馬区の大泉でシールドマシンが故障する事故を起こしたと指摘。「事業認可を取り消すべきだ」と訴えました。
 報告集会には、日本共産党の田村智子、山添拓両参院議員、宮本徹衆院議員、社民党の福島瑞穂参院議員、れいわ新選組の櫛渕万里衆院議員が参加し、連帯あいさつしました。