国葬 野党国対ヒアリング 弔意求める事例ただす
安倍晋三元首相の「国葬」問題についての野党国対ヒアリングが22日、国会内で開かれました。野党議員は参列者数や、自治体などが学校に弔意を表すよう求めている事例について各省庁にただしました。
内閣府の担当者は、海外からの参列者数は700人程度で、国内の参列者数は確定していないと説明。参列者数が少ない場合、案内状を追加で出す可能性については、「送り先を追加することはない」と述べました。
野党議員は、半旗を掲揚し弔意を表すよう求める通知を学校などに出した教育委員会があることに関し、要請に応じない職員などに不利益が及ぶことはないかと質問。文部科学省の担当者は、何らかの違反処分には事前の職務命令が必要だが、弔意などを求める職務命令は違法と評価されるとして「難しい」と述べました。
以上2022年9月23日付赤旗日刊紙より抜粋