リニア中央新幹線東京都内予定地など視察

KODAK Digital Still Camera 10月14日(水)の鉄道の日、日本共産党国会議員団「リニアプロジェクトチーム」は、リニア中央新幹線の東京都内施設予定地の視察と、JR東海からのヒアリング、町田市住民との懇談を行いました。
視察には、宮本徹、池内さおり、畑野君枝の各衆院議員、小池晃、田村智子の両参院議員、山添拓参院東京選挙区予定候補、本村伸子衆院秘書、吉良よし子参院秘書が参加しました。

KODAK Digital Still Camera 写真は上から、
『品川区立坑予定地工事現場の視察』
『町田市側から川崎市麻生区片平立坑予定地の説明を受ける視察団』
『町田市民との懇談』
の写真

KODAK Digital Still Camera
以下2015年10月16日付赤旗日刊紙より抜粋

日本共産党国会議員団リニア中央新幹線問題プロジェクトチームは14日、東京都内のルートである港、品川、大田の各区と町田市での現地調査と、JR東海からの聞き取りを行い、沿線住民と懇談しました。
港、品川区内の調査には小池晃副委員長が参加。宮本徹、池内さおり、畑野君枝の各衆院議員と田村智子参院議員、山添拓参院東京選挙区予定候補と吉良よし子参院議員秘書、かち佳代子、白石たみお両都議と関係区市議らが加わりました。
一行は、地下に東京のターミナル駅を建設する品川駅周辺や、非常口の縦坑を計画する北品川、大田区東雪谷地域を視察。トラックの残土の運搬で予想される住民生活への悪影響を調査しました。
品川駅近くにあるJR東海の事務所では、リニア計画の担当者から聞き取りました。JR東海は聞き取りの参加人数を制限するなどの対応を取りました。
参加者は、沿線住民の家屋調査をしないというJR東海の態度を追及。「被害が出た家屋には補償する」という回答に、「事前の調査がないのに、誰が被害を証明するのか」とただしました。
町田市では三つの非常口の建設予定地を視察し、住民と懇談しました。住民からは「防災指定の井戸は350カ所。トンネル工事による井戸の水枯れが心配」「工事で地盤が傾き、家屋に影響が出ないか」などの不安が語られました。
宮本氏は「井戸の水枯れは、市民のくらしにも市の防災計画にも直結する問題。無謀な計画を進めるわけにはいかないという思いを強くした。みなさんと力を合わせて頑張ります」とのべました。