オスプレイ横田配備米報告書 防衛省から聞き取り

レク写真20151016 10月16日(金)宮本徹議員は、池田公三福生市議とともに、オスプレイ横田配備にあたって米空軍が作成した「環境レビュー」について、防衛相からの聞き取りを行いました。

以下2015年10月19日付赤旗日刊紙より抜粋

 垂直離着陸機CV22オスプレイの米軍横田基地(東京都)配備にあたって米空軍が作成した「環境レビュー(審査報告書)」について、日本共産党の宮本徹衆院議員は16日、防衛省をただしました。池田公三・党福生市議が同席しました。 宮本氏は、「レビュー」の記載をもとに施設の整備計画や部隊の増員、騒音、飛行経路、空域の使用など詳細な説明を求めました。その中で米海兵隊のMV22オスプレイの米軍普天間基地(沖縄県)配備の際の「環境レビュー」では示されていた飛行回数などのデータが掲載されていないことを指摘。騒音や安全などについての評価といっても根拠が明らかでないとただしました。
 防衛省の担当者は「レビュー」は「7月中旬に提供をうけた」とのべ、飛行回数については「確認をとったが回答はきていない」などと答えました。MV22の配備の際には示されていたデータ集などの付属文書は、今回はなく、「公表したものが全文」としました。
 宮本氏は事故について「定義」だけが記載され事故率などが記されてないのは不自然で、事故率が下がるように言うが証明がないと指摘。横田基地でC130輸送機を使い頻繁に行われているパラシュート降下訓練についてただしたのに対し、防衛省側はCV22オスプレイからの訓練も「想定している、C130と同様の運用になると聞いている」と答えました。