「ひとり親家庭の子どもたちを助けてください!」国会内集会に参加

 12月7日(水)、シングルマザーサポート団体全国協議会主催で、「ひとり親家庭の子どもたちを助けてください!」国会内集会が開かれました。「『物価高が厳しい!』2800人のアンケート調査から」「ひとり親へのリスキニングの試み」「子どもたちへの食糧支援と見守り支援の可能性」「子どもが未来を描ける社会を」「すべての子どもたちに養育費確保を」をテーマに、各地のひとり親支援団体から報告が行われました。
 宮本徹衆院議員も集会に参加しました。

以下2022年12月8日付赤旗日刊紙より抜粋

 全国32のひとり親家庭支援団体でつくる「シングルマザーサポート団体全国協議会」は7日、コロナ禍や物価高で困窮を極める、ひとり親家庭への支援を求め、衆院第2議員会館で集会を開きました。
 「ひとり親家庭の子どもたちを助けてください!」と題した集会。同協議会の赤石千衣子代表は、10月に実施した約2800人の調査結果を紹介し、物価高がひとり親家庭の困窮を極限まで進めている実態を報告しました。
 全国の支援団体が発言しました。「すべての物が値上がりし、食品が買えず野草をつんでいる。個人の工夫、我慢レベルを超えている」(福岡県)、「真冬日を迎えるなか、寒くなっても暖房を入れていないという回答が8割を超えている」(北海道)、「私たちの食糧支援にも限界がある。国の支援を」(静岡県)と訴えました。給食の無償化、就学援助の拡充、就学支援制度の改善などの必要性を語りました。
 離婚した元配偶者から養育費を受け取っている割合が24%にとどまるとして、すべての子どもが養育費を確保できるための国の制度改正を求めました。