マイナンバーカード押し付け反対 保険証廃止法案撤回せよ 国会前で社保協など
健康保険証廃止法案の撤回を求めて18日、参院議員会館前で、座り込みと緊急集会が開かれました。主催は中央社会保障推進協議会、全国保険医団体連合会(保団連)、マイナンバー制度反対連絡会。
同連絡会の原英彦事務局長は、保険証廃止の撤回を求める署名は半年で40万人を超えたと報告。「健康保険証を廃止して国民の命を人質にマイナカードを押し付ける政策を許してはいけな。短期間に数の暴挙で押し切ることが予想されるが、最後まで反対の声を広げていこう」と訴えました。
保団連の住江憲勇会長は、マイナカード押し付けと保険証の廃止は憲法で保障された基本的人権の破壊だと指摘。「私たちの暮らしを守るために引き続き力を合わせよう」と語りました。
東京高齢期運動連絡会の菅谷正見事務局長は、与党はカードの利便性を強調するのみで、個人漏えいの危険性などは放置していると批判。「政府は個人情報の収集を通じて国民監視を強めようとしてる。欧米ではすでに規制が始まっており、一周遅れた日本の政策にストップをかけよう」と話しました。
日本共産党の宮本徹衆院議員、立憲民主党の国会議員が連帯あいさつしました。
以上2023年4月19日付赤旗日刊紙より抜粋