「最賃 全国1500円に」 全労連・国民春闘
全労連・国民春闘共闘委員会は25日、最低賃金の全国一律制度への法改正と1500円実現を求めて、各地で最賃デーに取り組みました。衆院第2議員会館で全国一律最賃署名提出集会を開き、議員・省庁要請行動、新宿駅前宣伝やサウンドデモを行い、アピールしました。
署名提出集会の主催者あいさつで小畑雅子全労連議長は、署名は20万3543人分となったと発表。「最賃引き上げは、男女賃金格差解消、ジェンダー平等実現の課題でもある。最低生計費は、全国どこに住んでいても時給1500円以上が必要になる。物価高騰で1500円実現は待ったなしの課題だ」と強調しました。
黒澤幸一事務局長は、毎年の最賃署名で同時期に20万人分を超えたのは初めてだと指摘。最賃の地域間格差が、大幅引き上げの足かせになっており、全国一律制度への法改正が必要だと訴えました。
日本共産党の宮本徹衆院議員、自民党最賃議連、立憲民主党、れいわ新選組、参院会派「沖縄の風」の国会議員があいさつしました。
以上2023年5月26日付赤旗日刊紙より抜粋