10・26 秋の歯科決起集会

 2023年10月26日(木)、「保険で良い歯科医療を」全国連絡会主催で、10・26秋の歯科決起集会が行われました。
 宮本徹議員は「国会が始まったが、岸田さんは、コストカット型経済からの転換。経済、経済、経済と叫んでいる。社会保障こそコストカットされ続けてきた。転換と言うのであれば、この社会保障・医療のコストカットこそ転換を」「学校の検診で『歯の矯正をしてください』と言われたが、保険適用になっていないことで、矯正治療ができずに困っている話を、(国会で)何度も取り上げてきた。歯科保険適用の範囲を広げ、安心して歯科医療にかかれるよう、頑張っていきたい」と連帯挨拶。

以下2023年10月27日付赤旗日刊紙より抜粋

 歯科医療制度の改善に取り組む「保険で良い歯科医療を」全国連絡会(雨松真希人会長)が26日、国会内で「秋の歯科決起集会」を開きました。
 会場やオンラインで約350人が参加。健康保険で受けられる歯科治療の範囲拡大、医療費窓口負担割合の引き下げ、十分な予算の確保を求める請願署名を国会議員に提出しました。
 基調報告で雨松会長は、歯科には保険適用外の治療が多くあるとして「検診で治療が必要とされた子どもの歯科矯正に保険適用を求める運動が広がっている」と述べました。
 また、国民が安心して保険医療を受けられる環境を保障するためにも「従来の健康保険証の存続が必要だ」と強調しました。
 神奈川県保険医協会の馬場一郎さん(歯科医師)は「物価高騰が国民を困窮させている。医療費の窓口負担を軽減することが何より重要だ」と語りました。
 仙台歯科技工士専門学校の伊藤多佳男校長は、若い歯科技工士が将来に希望を持って仕事を続けられるようにするため「診療報酬の引き上げと勤務者の収入増につながる制度づくりを同時に進めるべきだ」と話しました。
 超党派の国会議員が参加。日本共産党の宮本徹衆院議員と伊藤岳、山添拓の両参院議員が連帯のあいさつをしました。