オスプレイ墜落事故と運用に関する問題で、防衛省から聞き取り

 2023年12月21日(木)、宮本徹衆院議員、山添拓、吉良よし子両参院議員、坂井和歌子(吉良・山添事務所長)、アオヤギ有紀子都議、地方議員、関係住民らは、CVー22オスプレイが11月29日に屋久島沖で墜落した経過や原因、米軍機の飛行停止と日本政府の対応、陸自自衛隊V22オスプレイの運用などについて、防衛省から聞き取りを行いました。

以下2023年12月25日付赤旗日刊紙より抜粋 

 米軍横田基地(福生市など多摩地域)所属のCV22オスプレイが屋久島沖で墜落した問題で、日本共産党の宮本徹衆院議員、山添拓、吉良よし子両参院議員は21日、原因究明の状況や対応について防衛省をただし、全てのオスプレイの撤去を求めました。坂井和歌子衆院東京比例予定候補、青柳有希子都議、区議・市議、市民らが同席しました。
 宮本氏らは、米軍が全てのオスプレイの運用を停止したことについて理由を詳しく聞いているのか質問。防衛省の担当者は「米側に確認中。有力な情報はまだだ」などと答えました。
 参加者がさらに「報道以上の説明をうけていないのではないか」と追及すると、同省はそうだと認めました。
 防衛省は、事故原因について、根本的な原因は現時点では不明と説明。参加者が「『原因究明』という言葉で米側に要請しているのか」とただしたのに対し、同省は「(そうした言葉は)使っていない」と述べました。
 参加者は、捜索活動におけるオスプレイの飛行を日本政府が容認したことについて「リスクがある状況での飛行だった」と批判。同省は「理屈上はそうなる」と認めました。
 参加者は、原因究明や対策が講じられる前にオスプレイの飛行が再開される懸念を示し追及。「同機は横田基地周辺や多摩地域で訓練をくり返しており、その最中に事故が起きれば大惨事になるところだった」と撤去を強く求めました。