やっぱり保険証がいい!アピール集会

 2024年3月14日(木)、全国保険医団体連合会主催で「やっぱり保険証がいい!アピール集会」が行われました。
 宮本徹議員も連帯挨拶。

以下2024年3月15日付赤旗日刊紙より抜粋

 今年12月に予定されている保険証廃止に反対する声を医療の現場から広げるため全国保険医団体連合会(保団連)は14日、衆院第2議員会館でアピール集会を開きました。オンラインを含め180人が参加しました。
 森元主税副会長は開会のあいさつで、「やっぱり健康保険証が必要だ」という声を診療室で広げている取り組みを話しました。
 日本自治体労働組合総連合の板山裕樹中央執行委員は、自治体病院ではマイナ保険証専用のレーンの設置などが強要され、人員や時間がより必要になるなど本末転倒な事態を紹介しました。
 大阪社会保障推進協議会の田川研事務局次長は、保険証廃止に関しての大阪府内の自治体へのアンケートにとりくんでいると話し、「なんとしても止めてください」と呼びかけました。
 岩手県保険医協会の小山田榮二会長は、マイナ保険証対応の義務化によって過疎地域の閉院が加速させられていると指摘。「国は特定の業界の要望や机上の計算だけで政策を立案せず地方の医師、歯科医師、住民の意見を聞き、実情を十分考慮して政策を立案すべきだ。現行の保険証は絶対に12月以降も使えるようにすべきだ」と訴えました。
 竹田智雄会長は、保険証を使い続けることが存続への道だとして、患者に今の保険証で受診できることを伝えることや ‟保険証を残せ”の共同を広げることなどの行動を提起しました。
 日本共産党の宮本徹衆院議員と伊藤岳、吉良よし子、倉林明子の各参院議員が参加しました。