神奈川・川崎 「神奈川18区タウンミーティング」共闘一つ一つ勝利を

 神奈川18区(川崎市中原区・高津区)の日本共産党は8日、中原区で宮本徹衆院議員を招き、総選挙勝利をめざすタウンミーティングを行い、170人が参加しました。
 初めに宮本氏が講演し、裏金問題で追い詰められても反省の見られない自民党の姿勢を厳しく批判。「子育て支援の財源を医療保険に上乗せするなど、何でも庶民にかぶせる。これが企業・団体献金によってゆがめられた政治だ」と指摘しました。
 またアメリカ言いなりに軍事費を増大し、国民生活を犠牲にする今の危険な政治を「多数の国民の平和への願いが生きる政治に大きく変えるため、共産党を伸ばしてほしい」と呼びかけました。
 続いて宮本氏と君嶋ちか子前神奈川県議が対談。君嶋氏が「宮本さん地元(東京20区)を含め野党共闘の進む地域もある」と投げかけ、宮本氏は「簡単ではないが、共闘できるところで一つ一つ勝つことで、全国レベルの共闘をつくっていきたい」と述べました。
 会場から「維新の会の本質をもっと語ってほしい」「自民党は嫌だとみんな言うが、野党がバラバラでは勝てない。どうすれば野党共闘できるか」などの質問や要望が寄せられ、宮本氏が答えました。
 はたの君枝前衆院議員があいさつ。「国会で少人数学級を求め続け、やっと35人学級が実現したのに、川崎市では教員不足で36人以上の学級編成もされている」と述べ、教員の負担を減らし子どもの権利を守るために、再び国会で奮闘する決意を表明しました。君嶋氏も「ともにがんばりましょう」と呼びかけました。小堀祥子市議が司会を務め、宗田裕之市議団長、野末明美高津区政策委員長が出席。つどい終了後1人が入党しました。

以上2024年6月11日付赤旗日刊紙首都圏のページより抜粋