外環道(東名高速~湾岸道路間)計画検討協議会について、国交省からの聞き取り
2月22日(月)、宮本徹議員は、国交省が2月10日(水)に発表した、外環道の東名高速~湾岸道路間の計画の具体化に向けた協議会を設立した問題について、同省からききとりを行いました。吉良よし子参院議員秘書、曽根はじめ都議、松村友昭都議、里吉ゆみ都議らが同席しました。
以下2016年2月24日付赤旗日刊紙首都圏のページから抜粋
日本共産党の宮本徹衆院議員と曽根はじめ、松村友昭、里吉ゆみの各都議は22日、無駄な公共事業と批判されている東京外環道建設計画について、国会内で国土交通省から聞き取りを行い、新たな財政負担を強いる問題点などをただしました。党南関東ブロック事務所の柴田吉博所長らが同席しました。
外環道のうち、これまで整備計画が具体化されていなかった東名高速〜湾岸道路間について同省と東京都、川崎市は10日、「計画検討協議会」を設立。道路建設へ向けた具体化作業を始めました。
同省への聞き取りで宮本氏は「費用はいくらかかるのか。通行料金でまかなえる額ではないはずだ」とただし、建設を強行することで国と関係自治体の財政に多大な負担を強いる危険性を指摘しました。
同省の担当者は、費用とその負担、ルート、着工などについて「まだ十分に検討していない」などとして明確に答えませんでした。
里吉都議は「少なくとも次回までに協議会の議事録を公開すべきだ」と迫りました。
聞き取りを終えて宮本氏は「外環道は必要性が失われている上に、莫大(ばくだい)な費用を国と自治体にも負わせ、住民の暮らしを圧迫します。すでに着工している区間とあわせて中止すべきです」と話しました。