東京大空襲 「時忘れじの集い」に参列

091442_a60464-1315約2時間の爆撃で推計10万人以上が犠牲になった太平洋戦争中の東京大空襲から71年となるのを前に9日、東京都台東区の上野公園にある追悼の碑と母子像の前で「時忘れじの集い」が開かれました。雨が強まる中、全国から集まった遺族や市民多数のほか、地元の小学生や幼稚園児も出席。参加者は「戦争を許さない心を持つ」「悲惨さを伝え続ける」と改めて誓いました。
1945年3月10日未明に始まった空襲は、米軍のB29爆撃機約300機が東京下町の人口密集地に集中的に焼夷(しょうい)弾などを投下。非戦闘員を標的とした無差別攻撃で、犠牲者の多くは一般市民でした。
追悼の碑と母子像は、自身もこの空襲で両親など家族6人を失ったエッセイストの海老名香葉子さんが、有志と2005年に建立。「集い」は海老名さんがよびかけて開催しており、今年で12回目です。

以上2016年3月10日付赤旗日刊紙より抜粋(写真はしんぶん赤旗提供)

 「時忘れじの集い」に日本共産党から、宮本徹衆院議員と池内さおり衆院議員が参列しました。