若手業者の声 国政に
参院選告示前の20日、全国商工団体連合会(全商連)青年部協議会は、業者青年の声が届く政治の実現に向けて、日本共産党の宮本徹衆院議員と東京都内で懇談・意見交換をしました。
宮本氏は、党の参院選挙政策の中で、税金の集め方、使い方、働き方を変える「三つのチェンジ」を説明しました。「まずは消費税10%を止めることです」と強調。社会保障の財源について、「大企業、富裕層といった力があるところに負担を求めることに大きく切り替えればつくれます」と述べました。
下杉陽介全青協事務局長は「私たちは選挙で思い切って政治を語ろうといっています。一緒に頑張っていきましょう」と述べました。
消費税増税のひどさを告発するのは、リフォーム業の渡邊恵司さん。「消費税は上がっても、工事代は上がりません。身銭を切っているのが大多数の業界。国民一人ひとりが幸せになって、明るい未来がつくれる世の中にしてほしい」と訴えました。
雨松真希人青協議長は、最低賃金を今すぐどこでも時給1000円に引き上げ、さらに1500円をめざすという共産党の政策について、「時給1500円にするとき、中小企業への支援と一体でないと払えません」と述べました。
懇談には最上清治市民・住民運動・中小企業局長が同席しました。
以上2016年6月21日付赤旗日刊紙より抜粋