消費税をなくす全国の会のみなさんと懇談

 消費税をなくす全国の会は8日、消費税増税の中止、引き下げを求める要請行動を国会内で行いました。日本共産党、民進党、社民党、自由党の各代表に生活実態調査や請願書名を手渡しました。
要請に先立ちあいさつした、木口力事務局長は、消費税増税による生活の苦しさを直接訴えることが重要だとのべ、「私たちの声を伝え、総選挙に向けた野党お共通政策を発展させよう」と訴えました。
日本共産党は、宮本徹衆院議員が応対。東京都大田区で活動する「消費税をなくす六郷の会」事務局長の向井初江さんは、約4カ月で「消費税10%の中止、減税を求める」署名を1000人から集めたことを紹介し、「街の声は消費税廃止です。世論の力で、増税は2度延期されました。この力で政治を変えたい」とのべました。
「消費税をなくす大阪の会」の常任世話人で、税理士の渡邉清志さんは、「消費税滞納の相談を受けて調べてみたら、8%になってから払えなくなっていました。増税によって、経済が悪くなている」と語ります。
訴えを聞いた宮本議員は、「庶民に増税を押しつける一方で、社会保障は減らす。この道に未来はありません。消費税廃止に向けてご一緒に頑張りましょう」と激励しました。

以上2017年2月9日付赤旗日刊紙より抜粋