2017年3月10日 衆院外務委員会 防衛省による籠池氏への感謝状を追及
防衛省が学校法人「森友学園」(大阪市)の籠池泰典理事長に対し、「将来の青少年への防衛思想の普及に寄与した」ことを理由に感謝状を贈呈していたことが、日本共産党の宮本徹議員が同省に提出させた資料で判明しました。籠池氏はこれまで防衛省側から5回感謝状を受け取っています。
籠池氏が園長を務める塚本幼稚園の園児らは2011年3月21日~16年10月15日までに、海上自衛隊OBが在籍する防衛省所管の天下り団体「関西水交会」が主催した海自の艦隊入港歓迎行事や旧海軍の追悼式などに計14回出席。海自が作成した籠池氏の個人功労調書には、1999年から「自衛隊に協力開始(功労年数17年)」と明記しています。
宮本氏は10日の衆院外務委員会で、11年以前の園児の行事出席実績の調査を要求。さらに、園児らが追悼式で「教育勅語」と「五箇条の御誓文」を唱和している事実を同省が把握していた可能性を追及するとともに、「将来の青少年とは幼稚園児だ。園児に普及する防衛思想とはなにか」と迫りました。
同省の武田博史報道官は、「具体的定義はないが、わが国の領土領海を守るといった考えだ」と答弁。宮本氏は「善悪の判断が芽生える頃の園児に防衛思想を普及し感謝の対象にするとは、戦中の軍国主義の教育と一緒だ」と断じました。
以上2017年3月12日付赤旗日刊紙より抜粋
≪2017年3月10日 第193回衆院外務委員会第3号 議事録≫
○宮本(徹)委員 日本共産党の宮本徹です。在外公館法の改正案について、我が党は、必要な措置であると考え、賛成の立場です。その上で、岸田外務大臣にお尋ねします。今回、在レシフェ日本国総領事館を新設するわけですが、同館は二〇一〇年一月一日付で一度廃止されています。当時、廃止の理由について外務省は、管轄地域で日系企業進出数、在留邦人数の大きな増加がないためとしておりました。外務省の海外在留邦人数調査統計を見ると、二〇〇七年の同総領事館管轄地域の日系企業数は十八社、在留邦人数は一千百二十九人、二〇一六年現在は、日系企業数は十六社、在留邦人数は千二百一人。数だけ見ると廃止を決めた際と大差がないわけですが、この現状で新たに総領事館を設立する意義、これはどう考えているんでしょうか。
○岸田国務大臣 在レシフェ総領事館、平成二十二年一月当時、我が国としてグローバルな視点に立って、新たな必要性が生じている地域における在外公館の新設を行うため、同総領事館を廃止し、領事事務所を設置いたしました。そして、その後の動きでありますが、近年、ブラジルの経済発展にとって同地域を有する戦略的な重要性が高まっています。進出企業数について御指摘がありましたが、企業数もこれは上下、波があるようでありますが、日本企業の関心が高まっている、これは事実だと思います。その証拠に、日本企業の支援件数、これにつきましては、平成二十二年一月と比べまして八倍にふえております。そして、企業のみならず、在留邦人の数は一割増加、邦人援護件数は三倍に増加をしています。査証発給件数も増加をしています。こうした状況は、我が国だけではないようであります。平成二十二年以降の動きとして、英国、米国、あるいは中国、こうした国も現地での体制の拡充、総領事館の体制強化、こういったことを行っています。こうした変化を受けて、同地域に十八万人の日系人が居住しています。そして、日系社会との連携強化の最前線の一つであるというようなこと等、総合的に勘案して、今般、総領事館の設置をお願いするようになった次第であります。
○宮本(徹)委員 わかりました。次の質問に移ります。在外公館の活動にも影響を与えるのが国内の政治であります。この間、森友学園の問題というのは海外のメディアでも大きく報じられております。そして、塚本幼稚園、これについては、昨年の段階から海外のメディアでずっと報じられてきました。とりわけ、国家主義的な教育をやっている、戦前のような教育をやっている、そこを総理夫人が名誉校長を引き受けようとしているということで、懸念の目が国際的にも向けられてきておりました。この問題についてお伺いしたいというふうに思います。きょうは、防衛省が森友学園理事長の籠池氏に感謝状を贈呈してきた件について伺いたいと思います。感謝状を出した際に、若宮防衛副大臣も同席されていましたので、きょうは若宮副大臣に来ていただきました。まず伺いますが、防衛省・自衛隊が主催、共催、支援する行事へ塚本幼稚園児の出席の実績について、これは、いつから始まって、これまで何回行ったのか、また園児の出席の目的は何なのか、お答えください。
○若宮副大臣 お答えさせていただきます。私ども防衛省・自衛隊といたしましては、みずから主催をいたします行事等のほかに、部外団体からの御依頼等を受けまして、さまざまな行事に参加あるいは御協力をさせていただいているところでございます。今委員が御指摘になられました、防衛省・自衛隊主催、あるいは共催、それからまた支援する行事等への塚本幼稚園園児の出席の実績につきまして調査をいたしました結果、確認できる範囲におきましては、防衛省・自衛隊が主催した行事に塚本幼稚園の園児を御招待し、参加をいただいた実績というのはございませんでした。ただ、部外の団体が主催をされたもので、私ども防衛省・自衛隊が参加した行事に塚本幼稚園の園児が参加をされたものが十四件あったということを承知いたしております。その上で、私ども防衛省でもさらに調査を行いましたが、現時点におきましては、追加で確認できたものがない状況でございまして、いつから始まり、これまで何回行ったかという今の御質問については、今ちょっとお答えするのが困難な状況であることを御理解いただければというふうに思っております。また、さらに、今申し上げた十四件の行事につきましてですが、塚本幼稚園の参加につきましては、私ども防衛省・自衛隊として判断したものではございませんで、部外の団体の方々が御判断されたものということでございます。その部外の団体と塚本幼稚園との具体的なやりとりにつきましては、私どもといたしましては承知をいたしていないところでございますが、ただ、艦艇の港への入港等に際して隊員を激励していただいているものというのは承知をいたしているところでございます。
○宮本(徹)委員 きのう、防衛大臣感謝状を出す際に内部の手続である上申書を私はいただきました。これを見ると、籠池氏、功労年数は十七年というふうに書いてあるんですね、推薦名簿を見ますと。十七年ですから、きょう資料を配っていますけれども、これは平成二十三年から二十八年の六年分しかないわけですね。実際はもっと長期にわたってやってきたのは間違いないと思います。私、ちょっときのうインターネットで見ましたけれども、これは二十三年からの資料ですけれども、二十二年にも同じようなことで参加しているというのはネットで検索してもすぐ出てくる話ですから、これはさらに調査していただきたいというふうに思います。それから、先ほど、部外の団体だということを殊さら若宮副大臣は強調されましたけれども、これは、この資料を見ましても、主催、関西水交会というところが多いわけですけれども、この水交会というのは、防衛省所管の海上自衛隊OBの天下り財団じゃないんですか。部外部外と言いますが、そうですよね。
○武田政府参考人 お答えいたします。御指摘の水交会につきましては、海洋安全保障に関する調査研究や政策提言に取り組むとともに、海上自衛隊が行う諸活動への協力や、地域社会活動への参加、諸団体との交流等を行う団体としてございます。また、この水交会につきましては、海上自衛隊のOBの方々も属していると承知をいたしております。いずれにいたしましても、今副大臣も申し上げましたけれども、艦艇の入港の際の行事につきましては、この水交会、すなわち部外の団体が主催をして行われているということでございます。
○宮本(徹)委員 部外部外と言いますけれども、防衛省所管なんですよね。海上自衛隊のホームページを見ましても、塚本幼稚園児の行事参加というのが紹介されております。例えば、二〇一五年五月三十一日、大阪護国神社での海軍戦没者追悼式。主催は関西水交会で、海上自衛隊は支援ということになっていますが、海上自衛隊のホームページでは、阪神基地隊儀仗隊らの国旗掲揚のほか、塚本幼稚園園児による追悼演奏が行われというふうに、ちゃんと自衛隊のホームページでも紹介しているんですよね。水交会のホームページを見ましたら、追悼式は、塚本幼稚園児四十八名による国歌斉唱にあわせて黙祷をささげました、園児たちによる追悼演奏、教育勅語、五カ条の御誓文の唱和及び海軍関係戦没者の英霊に対する追悼のメッセージを実施しました、こうあります。確認しますけれども、こういう追悼式で教育勅語の唱和だとかをやっているというのは、当然防衛省として把握していたということでいいんですね。
○武田政府参考人 お答えいたします。過去、委員に御提出させていただきました平成二十三年三月二十一日から十四回、塚本幼稚園は入港式等に参加をしているということは承知しておりますが、その際、幼稚園において具体的にどのような教育をしているのかなどについて、その詳細については承知をしていないものと承知しております。
○宮本(徹)委員 いや、幼稚園の教育について聞いていない。今、その追悼式で、海上自衛隊もホームページで紹介し、水交会でも紹介のホームページも出ているわけですよ。教育勅語の唱和をこの追悼式でやったということが水交会のホームページでも紹介されています。この行事については防衛省のホームページにも出ているわけですから、阪神基地儀仗隊の人たちも出ているわけですよ。当然、こういう場で園児たちが教育勅語の唱和をやっていた、これは認識されているんですよね。
○三ッ矢委員長 宮本君に申し上げますが、指名を受けてから発言してください。(宮本(徹)委員「失礼しました」と呼ぶ)防衛省武田報道官。
○武田政府参考人 お答えいたします。ホームページ等に出ているものはあるということは承知をいたしております。他方、私ども、今この時点において、出席された方々から、その場においてどのようなことが具体的にあったのかという細部については報告を受けていないところでございます。
○宮本(徹)委員 報告は受けていないけれども、ホームページに出ていることは承知しているということだから、知っているということじゃないですか。それで、もう一点お伺いしますが、籠池氏に対して防衛省はこれまで五回感謝状を贈呈しておりますが、この実績について、年月日と贈呈者名と、特に贈呈の理由、これについて明らかにしていただけるでしょうか。
○若宮副大臣 感謝状につきましては、自衛隊に対しましていただいた御協力、援助の功労が著しい個人あるいは団体に対して贈呈するものでございます。籠池氏に対します防衛大臣感謝状につきましては、海上幕僚監部の推薦に基づきまして、同氏が長年にわたり、自衛隊の部隊との交流を通じて、防衛基盤の育成と隊員の士気高揚に貢献されたことに対しまして、平成二十八年の十月の二十二日に、防衛大臣から感謝状を贈呈させていただいたところでございます。また、海上自衛隊におきましては、艦艇の入港に際しまして、先ほど委員も御指摘になっておられましたけれども、園児による鼓笛隊を編成し隊員を歓迎する、あるいは海賊対処に従事する隊員に対して、園児の皆さんたちが手づくりの品をつくってくださり、それを送っていただき、また隊員の士気高揚に貢献をされたとして、平成十五年の五月の十七日に阪神基地隊司令、そして平成二十一年の十月の三十日に呉地方総監、それから平成二十六年の十一月の十四日に海上幕僚長から、それぞれ感謝状を贈呈しているところでございます。また、陸上自衛隊におきましては、これは一般功労という形で、平成二十一年の五月の十七日に第三師団長から、感謝状は贈呈をいたしたところでございます。以上です。
○宮本(徹)委員 今説明があったわけですけれども、ちゃんと語っていない部分があるんじゃないかと思うんです。この防衛大臣感謝状を贈与する際の推薦名簿を見ましたら、推薦の対象項目、「防衛基盤の育成」とあるんですが、その次に、功労の大要ということで、なぜ籠池氏に防衛大臣感謝状が渡されたとか、端的に書いていますね。端的に書いてある。これを、若宮さん、読んでいただけますか。感謝状贈与候補者推薦名簿、功労の大要。
○武田政府参考人 お答えいたします。感謝状贈与候補者推薦名簿にございます籠池氏の功労の大要でございますが、「園児による隊員の激励及び将来の青少年への防衛思想の普及に寄与」とございます。
○宮本(徹)委員 私、これを見て驚きましたよ。「将来の青少年への防衛思想の普及に寄与」と書いているわけですね。これまでの国会の答弁でも、こういうことを全然紹介してこなかったわけですが、驚くべきことですよ。もう一カ所読み上げてほしいと思います。防衛省がまとめた、籠池氏の個人功労調書があります。そして、その中に、「功労が部内及び部外に与えた影響」という項目があるわけですが、部外に与えた影響というのは何と書いてありますか。
○武田政府参考人 お答えいたします。個人功労調書に、「功労が部内及び部外に与えた影響」という欄がございますけれども、そこに、部外に与えた影響のところには、「園児の海自部隊への激励を通じ、防衛思想の普及に大きく貢献している。」とございます。なお、今ほど委員から御指摘いただきました件について……(宮本(徹)委員「いいです、読んでいただかないでいいです、ちょっと時間がかかりますので」と呼ぶ)
○三ッ矢委員長 宮本君。
○宮本(徹)委員 それで、これは防衛大臣に感謝状を出したときの上申書。もう一個もらいました。その前に、海上幕僚長が感謝状を出したときの上申書、手続の書類ですが、これを見ると、もっとわかりやすく書いてあるわけですね。功労が部外に与えた影響、「園児及びその父兄等の海自部隊への訪問、激励等を通じ、海上防衛思想の普及に大きく貢献している。」と。それから、保育士さんが体験入隊をやっているわけですが、これの目的も書いているんですよね。「保育士に対する定期的な海自教育隊への教育入隊を計画・実施する等、将来の青少年への海上防衛思想の普及に大いに貢献している。」と書いているんですよ。保育士さんが体験入隊して、保育士さんに防衛思想を広げるんじゃなくて、それは全て将来の青少年への海上防衛思想の普及に大いに貢献すると。ここで言っている将来の青少年というのは、一体誰ですか。今青少年じゃないという人ですよね。将来の青少年というのは、誰のことを言っているんですか。
○武田政府参考人 その功労の一つに、保育士の自衛隊への体験入隊等による防衛思想の普及に寄与をされたということが感謝状を贈呈する主たる理由になってございますけれども、今御指摘いただいた将来の青少年という言葉につきましては、私どもは一般的な意味で使わせていただいております。
○宮本(徹)委員 一般的な意味って、それは一般的な意味をこんなところに書くわけないでしょう。具体的な功労があったから、皆さんは感謝状を出されたんじゃないんですか。将来の青少年といったら、今は青少年になっていないんですよ。六歳になっていないということじゃないですか。将来の青少年というのは、誰を指しているんですか。
○武田政府参考人 先ほど、一般的な意味で記載しているということをお話しいたしましたが、将来の青少年というのは、これからまさに青少年になられる方々という意味でございます。
○宮本(徹)委員 全く説明になっていないですよ。結局、塚本幼稚園の園児に対する防衛思想の普及、これに感謝状を出したという話じゃないですか、これを見ると。先ほど、一般論で皆さん答えられますけれども、大体、将来の青少年、幼稚園児に関して普及する防衛思想というのは何なんですか。幼稚園児に普及する防衛思想というのは、何を指しているんですか。
○武田政府参考人 保育士への自衛隊への体験入隊による防衛思想の普及ということでございますけれども、防衛思想につきましては、必ずしも具体的な定義があるわけではございませんけれども、我が国の国土、領土、領海を守る、そういった我が国防衛に関する考え方ということで認識をいたしております。
○宮本(徹)委員 いや、幼稚園児というのは、まあ皆さんも子育てしたからわかっていると思いますけれども、私の子供も今、下の子は保育園ですよ、はっきり言って、善悪の判断がやっと芽生える段階ですよね。そういう段階ですよ。皆さんも御存じだと思いますよ。もちろん安全保障政策の善悪なんてわかるはずがないんですよ。そういう将来の青少年、青少年になっていない、少年にもなっていない、そういう人々に対して防衛思想を普及する、これが感謝の対象なんですか。
○三ッ矢委員長 防衛省武田報道官。答弁お願いします。
○武田政府参考人 もう一回読ませていただきますと、保育士に対する定期的な海上自衛隊教育隊への教育入隊を計画、実施するなど、将来の青少年への海上防衛思想の普及に大いに貢献しているということでございます。先ほど申し上げたとおり、我が国を守る、領土、領海を守る、そういった考え方、これはさまざまなことがあろうかと思いますけれども、そうしたことについて、将来の青少年になられる方々に対しまして普及を図っていくということでございます。私ども、防衛白書というものを毎年出させていただいておりますが、小さいお子さんも読めるように漫画による防衛白書というものも出させていただいており、国民の幅広い方々に我が国防衛に対する考え方などを普及するように努力しているところでございます。
○宮本(徹)委員 幼稚園児が防衛白書を読めるとは思わないですけれども。幼稚園児を防衛思想の普及の対象にして、それをやったら感謝状を出すというのは、若宮副大臣、これは、こんなことをやっていたら、本当に国際社会に対する私たちの国の評価を下げることになりますよ。どうですか、若宮副大臣。(発言する者あり)
○三ッ矢委員長 静粛に願います。
○若宮副大臣 感謝状につきましては、今いろいろと委員からも御指摘があり、あるいは議論がございますけれども、訓令に基づきまして個人または団体に関しまして贈呈をさせていただいているところでございます。今、特に籠池氏に関しましては国会でも議論もなされているところでもございますし、いろいろさまざまな報道もなされているところでもございますので、こういった事実関係をしっかり踏まえまして、これは大臣の方からも先般申し上げているかと思いますが、感謝状を取り消すことも含めて、状況を見ながら適切に対応していきたいというふうに考えているところでございます。
○宮本(徹)委員 いまだに感謝状も取り消していないわけですから、驚きましたよ。半月も前の話じゃないですか、感謝状を取り消すかどうかって。大体、森友学園で教育勅語を暗唱しているのは問題だと思いますけれども、私は、そもそも、防衛省がこういう幼稚園に対して防衛思想を普及しよう、これを感謝の対象にしていく、こういう考え方自体が根本的に間違っていると思いますよ。これは戦中の軍国主義の教育と一緒じゃないですか。全く同じですよ。こういうことをやっていることが、そういう学園に安倍総理夫人が名誉校長をやろうとしていた、務めていた、これが国際社会で懸念の目で見られているわけですよ。岸田外務大臣、最後、一言お伺いしますが、国際社会からそういう厳しい目で、戦前の教育勅語を教育現場に持ち込もうとしている動きについて、見られていることについて、どうお考えですか。その点をお伺いして、終わります。
○岸田国務大臣 今回の件につきましては、海外のメディアにおいてさまざまな報道が行われていることは承知をしております。本件については、国会においてもさまざまな議論が行われてきました。その中で、政府としてできる限り説明を行っていると承知をしておりますが、引き続き、まずは我が国の国会において丁寧に説明をしていくこと、国会あるいは国民の理解をしっかり得ていくことが重要であると認識をいたします。
○宮本(徹)委員 時間になりました、終わりますけれども、若宮副大臣、これは、感謝状は直ちに取り消す、それから幼稚園児に防衛思想を普及する、これを感謝の対象にするような基準は即刻改めるということを強く求めて、質問を終わります。