改憲ノーの審判下そう 北多摩4区日本共産党演説会

 東京都議選での日本共産党の躍進をめざす党演説会が20日、東京・清瀬市の清瀬けやきホールで開かれました。
応援に駆け付けた笠井亮政策委員長・衆院議員は、衆院法務委員会の共謀罪法案強行採決を「監視すべきは国民ではなく安倍政権」だと批判。安倍首相が北朝鮮のミサイル実験を9条改憲の口実にしていることについて触れ、「あらゆる選択肢」を公言したトランプ米政権も、ついに国防長官が“北朝鮮問題で軍事的選択は悲劇的事態に。外交的解決しかない“と言明したことを紹介しました。
「軍事的選択肢も結構というのは世界で安倍政権だけ。北朝鮮問題の解決のためにも9条の出番です」と述べ、自民・公明に改憲ノーの審判を下そうと呼びかけました。
原のり子都議予定候補は「みなさんと進めてきた多くの課題で、実は都政が実現の壁になっている」と語り、清瀬市や東久留米市が公立保育園廃止を進める一因に都の独自補助廃止があることなどを紹介して「都民本位の都政実現へ、押し上げてください」と訴えました。
宮本徹衆院議員は、9条改憲阻止へともにたたかう決意を述べました。

以上2017年5月22日付赤旗日刊紙より抜粋し、編集(写真は赤旗写真部提供)